目黒で飲んできた / 市場食堂 とっつあん目黒店
2012年 東京都:南部 酒 魚目黒でboulifaさんと飲んできた。
ゴールデンウィークに生肉&ビアのホームパーティを開催しようと画策しているのだが、その打ち合わせを兼ねて。とはいえ、現時点で詰めるべきことなどなく、まぁ、いつもどおりの飲み会だね。
17時に目黒駅で待ち合わせ。市場食堂 とっつあん目黒店にしけ込んだ。入店するなり、サザンのエロティカ・セブンがかかって、テンションがあがった。
※とっつあん目黒店
えんすいウニ
産地直送の海鮮類がウリの店だが、味はまぁ、ふつうだった。けっこう食べたつもりだったけど、写真を見ると6品だった。焼きおにぎり茶漬けも食べたかったが、腹一杯だった。
「えんすいウニ」はうまかった。ミョウバンに漬けないので、身がしっかりしている。それでいて口に含むとクリーミィ。久々にうまいウニだった。
余談だが、当初、私は「円錐ウニ」と誤変換して、奇妙な想像をしていた。そのときの脳内イメージを知りたい人は下記をクリック。
※えんすいウニ
※食べたもの
ネタメモ
boulifaさんとは半年くらいのペースで飲んでるね。回を重ねて互いの考え方が露見したため、だんだん話題がディープになってきている。話したことをメモしておこう。
歳をとって枯れてきたこと、孤独のグルメについて、デスマーチの傾向と対策の限界、戦争はリアルデスマーチ、人間と犬のちがい、香川に2度行くならどこを見るか、あんがいアーリーアダプターじゃないね、海外脱出はボランティアから......。
コードレス・バンジーの憂鬱
コードレス・バンジーとは、命綱ナシで崖から飛び降りちゃう行為のこと。つまり自殺行為。しかしこの世は不可解なもので、いろんな偶然によって助かっちゃう人もいる。そういう人は、命綱ナシで崖から飛ぶことを恐れなくなり、何度も平気で飛び降りてしまう。
そういう人を見て、「よし、おれも!」と飛び出せる人と、「そんな馬鹿な!」と踏みとどまる人がいる。踏みとどまる人の方が賢いけど、幸福から遠のいてしまう。幸福はむしろ、後先考えない行為の先にあるのだから。わかった? わかったら、飛べ!
レトリーブ
レトリーブ(retrieve)は、犬にモノを取ってこさせる遊びのこと。本来は「回収する」とか「もってくる」という意味。たとえば主人がフリスビーを投げると、犬は喜んで取ってくる。ところが何回か繰り返すと、犬は取ってきたフリスビーを主人の手に返さず、少し離れたところに落とすようになる。わずかな距離なのに、どうして犬に最後まで仕事をさせられないのか。
どんなに従順でも、犬は機械じゃないから、まったく同じことの繰り返しはできない。本能的なブレーキと忠誠心の板挟みになった犬は、主人にもちょっぴり汗をかいてもらうことで妥協するわけだ。
どんなに優秀なSEも、まったく同じことの繰り返しはできない。デスマーチを何回か繰り返すと、状況を打破するアイデアがあっても出し惜しみしたり、不要な手順を組み込むようになる。つまり上司やクライアントにちょっぴり汗をかいてもらおうってわけだ。
あと、なにを話したっけ?
21時までビールが半額だったので、がぶがぶ飲んでしまい、後半はべろんべろんだった。帰り道の私は、なんでもいいからコードレス・バンジーをしたくなったが、できなかった。
酔って自分を忘れられない人は、すでに幸福から遠い。