川幅日本一の標柱

2012年 埼玉県 治水・利水
[WGS84] 36.049736, 139.499145 - Google Earthで開く(kml)

 吹上のポピー畑に向かう前に、川幅日本一の標柱を見ていくことにした。

 しかし車を駐めるスペースがなかったから、車窓から流し撮りすることにした。まぁ、飾り気のない鉄柱が建っているだけだしね。それより印象的だったのは御成橋の長さ。荒川をまたぐ部分はわずかだが、2キロ以上も橋がつづくのはおもしろい。

河川敷を越える御成橋
※河川敷を越える御成橋

川幅日本一の標柱
※川幅日本一の標柱:荒川はずーっと先

川幅日本一の定義

 荒川は、河口より62kmの地点──吉見町大和田と鴻巣市滝馬室を結ぶ御成橋付近)──で日本一の川幅・2,537メートルになる。
 とはいえ、水面が2.5キロもつづいているわけじゃない。国土交通省が定める「川幅」は、河川敷を含めた堤防の間とされる。したがって川幅日本一には、ポピーハッピースクエアの会場や水田も含まれており、荒川そのものは数十mくらいしかない。
 航空写真で見ると、川幅と言うより河川敷の幅が日本一であることがわかる。ここまで河川敷が広いと、堤防は要らないのではないかと思うが、堤防がある以上、荒川が荒ぶった過去があるんだろうな。


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御成橋は長かった

 駅からハイキングのウォーキングコースに、川幅日本一の標柱は入っていなかった。実際に訪れてみると、通り抜けることが難しい場所だとわかる。川幅を体感するため歩くにしても、往復で5キロになるのか。
 車窓から見る御成橋からの眺めはよかった。歩きだったら、飽きていただろうな。

御成橋
※長ーい御成橋

この田んぼも「川幅」のうち
※この田んぼも「川幅」のうち

 その後、私たちは吹上ポピー会場に入った。