秋の吉川出張(2/2) 飲んで撮って触れて

2012年 新潟県 #吉川出張
[WGS84] 37.207065, 138.487347 - Google Earthで開く(kml)

 そして夜は宴会である。

 2回目なので、体調も覚悟を調整できた。前回はひどく酔っぱらったL氏も気を引き締めている。でまぁ、たっぷり飲んだ。私はふだん日本酒をあまり飲まないが、ここで飲む日本酒はうまい。終盤はカラオケ大会になった。会場のカラオケは驚くほど曲が入っていなかった。私は沢田研二の「勝手にしやがれ」を熱唱した。ぐでんぐでんです。

吉川:宴会である
※宴会である

吉川:笹押し寿司
※笹押し寿司:笹が挟まっているため食べにくいが、おいしかった

吉川:スカイトピア遊ランド
※スカイトピア遊ランド

早朝の撮影

 朝5時半から撮影。契約農家の人たちを全員集めて、棚田をバックに写真を撮った。

吉川:場所取り
※(予行)前日夕方に撮影ポイントを決めておいた

吉川:撮影ポイント
※(予行)ここで撮ろう

 農家は早起きで、撮影中に「ぐー」と腹が鳴る人も多かった。みなさん、健康だ。

吉川:撮影しますよ
※(本番)撮影しますよ

吉川:健菜コシヒカリの農家たち
※(本番)健菜コシヒカリの農家たち

農家の食事

 撮影後、農家の家で休憩させてもらう。もぎたてトマトや漬け物が振る舞われた。これがまたうまいのなんの。6月に筍やぜんまいに感動したけど、それだけじゃなかった。これほどの美味を、都会で味わうことは難しい。ほんとに、まいってしまう。

吉川:農家
※秋の農家

吉川:トマト
※うまいもの、喰ってるなぁ

吉川:なすときゅうり
※旬である

農家は試行錯誤する

 農家というと、ずーっと同じ働き方を繰り返しているイメージがあるが、実際は試行錯誤を重ね、新しいことにどん欲にチャレンジしている。今回は里芋や自然薯、大豆の畑を見学させてもらった。詳しいことは割愛するけど、そのバイタリティに驚かされた。農家は研究機関じゃないから、やみくもに試すことはできない。「こうすればうまくいく」という知恵(農法)を知っている人に教えてもらい、それを土地に合わせていくのだ。農地の条件は千差万別だから、調整する幅は広いし、ゴールもない。好奇心や積極性がなければ、農家はつとまらない。たいへんだけど、楽しみも大きいように思えた。

吉川:自然薯栽培をはじめた
※自然薯栽培をはじめた

吉川:この下にある
※この下に育っている

吉川:育ちつつある自然薯
※途中経過を掘ってもらった

吉川:いい感じ
※いい感じ

吉川:でかい葉っぱ
※里芋の葉っぱ

 午後になり、帰路につく。関越道が渋滞して、つらかったけど、無事に帰ってくることができた。

格別の味わい

 ちなみに、私たちが田植えしたところもちゃんと稲が実っていた。そこだけ枯れていたらどうしようと思ったけど、よかった。そして11月8日、吉川区から新米が届けられた。私が田植えした米である!

吉川:新米が届いた
※新米が届いた

 格別の美味しさであったことは、言うまでもない。

(おわり)

吉川出張
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