はじめてのキャンプ 娯楽編 / 成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場

2013年 千葉県 BBQ・アウトドア
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 キャンプの楽しみはなんだろう?

 キャンプとは野外で一時的な生活をすること。本来は登山やツーリングするための手段だが、「キャンプそのもの」を目的にするレジャーもある。オートキャンプはその最たるものだが、私は今ひとつキャンプの楽しみがわかっていなかった。

キャンプでなにをするか?

 キャンプの楽しみ方に正解はない。たとえば料理にしても、オーブンや冷蔵庫を持ち込んで凝った料理を作るのもいいし、カップラーメンで済ませて屋外散策に時間を費やすのもいい。登山やツーリングの「手段」なら正解もあるだろうが、キャンプそのものが「目的」なら、好きなように楽しめばいい。

 今回は初回なので、「ふつう」にまとめた。凝りすぎず、手抜きしない。テントを張って、ハンモックを吊るし、料理して、食べて、片付ける時間は楽しいが、空いた時間は持て余してしまった。

ハンモック:40年前に親父が南米で買ったもの。かなり長持ち。今回はいい場所がなかったから窮屈。
※ハンモック:40年前に親父が南米で買ったもの。かなり長持ち。今回はいい場所がなかったから窮屈。

「なにもしない」をする

 母と妹、甥っ子はあちこち遊びに行ったけど、私と嫁はキャンプサイトでだらけていた。パソコンも本もない。電波は通じるけどiPhoneにも触らない。私と嫁のふたりで、あれこれ話をした。それだけ。家でもできるが、家ではできない。
 それで楽しかったかと問われると微妙。どうなんでしょ。これでよかったの?

なにもしない
※なにもしない

子どものころはどうだった?

 子どもの頃はキャンプそのものを楽しめていた。山は驚きに満ちており、そのへんを歩くだけで興奮した。夜は真っ暗で、本当に怖かった。
 しかし42歳になると新たな発見もない。それにオートキャンプ場はぬるすぎた。トイレもきれいだし、夜も常夜灯で懐中電灯いらず。こんなんで野外生活の不便さを楽しむなんて、片腹痛い。まぁ、本当のアウトドア(原始生活)もつらいけど。ぬるいのは私の方か。

甥っ子
※甥っ子は楽しんでくれたようだ

 偶然だが、となりのテントに甥っ子のクラスメートの女子がいた。甥っ子は大喜びで、食事もそこのけに遊んでいた。この少子化の世に珍しいこともあるもんだ。そりゃ伯父さんよりクラスメートの女子の方がいいよねぇ。

成田ゆめ牧場に行ってみた

 成田ゆめ牧場のキャンパーは、成田ゆめ牧場の入場料が割引になる。興味なかったけど、妹が熱心にすすめるので行ってみることにした。ちなみに入場料はキャンパー割引で、大人@1,200円→800円、小人@700円→500円になる。

成田ゆめ牧場
※成田ゆめ牧場へ

 園内は小一時間でまわれるほどの広さ。乗馬体験やモトクロス、トロッコ列車、釣り堀などがあって、400円から800円くらい。私の価値観ではチト高い。私たちはなにも買わず、やらず、そぞろ歩くだけだった。妹は3回も訪れているそうだ。価値観は人それぞれだ。

成田ゆめ牧場
※うさぎは保冷剤と扇風機で涼んでいる

成田ゆめ牧場
※牛舎の内部

成田ゆめ牧場
※牛たち

成田ゆめ牧場
※ふてぶてしい面がまえ

成田ゆめ牧場
※山羊は高いところが好きみたい

成田ゆめ牧場
※アヒルのレース

成田ゆめ牧場
※トロッコ列車

成田ゆめ牧場
※甥っ子のお気に入り

キャンプの楽しみは研究の余地あり

 成田ゆめ牧場は私の好みに合わなかったが、こういう施設がキャンプ場の近くにあるのは驚き。記憶にあるキャンプ場は山奥ばかりだったからね。施設で遊ばせるのは、親としては楽だろうけど、アウトドアとしてどうなの? ハイキングコースがあればよかったが、まぁ、あっても施設を利用してもらうため、ふさがれちゃうかもしれない。

 キャンプ場ならハイキングコースくらいあって当然と思っていたが、オートキャンプ場はそうでもないようだ。ではキャンプ場でなにを楽しむか? 研究の余地があるな。

甥っ子の日記
※甥っ子の日記:テント設営が楽しかったとあるが、なんか手伝ったっけ?

 こうして7月のキャンプは終わったが、なにか納得できてない。
 次は夫婦でキャンプしてみよう。

(つづく)

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