眠れぬ車中泊

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今夜は車中泊である。
Fitを買ったときから、妻は車中泊にあこがれていた。
「しかし山の夜は甘くないぞ」と忠告しても、耳に入らないようだ。
まぁ、やってみるしかないようだ。
毛布とかを準備するが
※毛布とかを準備するが…

山の夜は早い

日が暮れてしまうと、もうなにも見えない。
まだ午後7時。寝るには早いが、どうしようもない。それでも夕飯を食べに行ったり、キャンプ場の山林から星空を見上げたりして、多少は時間をつぶせた。それでもまだ午後9時。
テレビもパソコンもない山の中では、できることは多くない。
私たちはむりやり眠ることにした。
夜の湯ノ湖
※夜の湯ノ湖

山の夜は寒い

冬でなくても、山の夜は寒い。
しかしエンジンを切ると、どんどん冷えてくる。寒がりの妻は、ついに泣き言をいいはじめた。
「ほれ見たことか。山の夜は冷えるんだよ!」
やむなく車のヒーターをつける。車のアイドリングがもったいないので、しばらくすると消す。消すと冷えてくるので目が覚める。その繰り返しだった。
こりゃ、寝袋などの防寒装備がないと駄目だよ

山の夜は長くて…

寝たのか寝てないのか、わからないまま夜が明けた…と言いたいところだが、思うように時計の針は進まなかった。
午後11時、午前1時、午前2時、午前2時20分…。
まだ夜は明けない。
車内灯を消すと、車は漆黒の闇に呑み込まれる。妻は目が覚めるたびに車内灯をつけるが、闇が払拭されるわけじゃない。むしろ、光がある方が怖いと思うね。

夜明け前にギブアップ

寒さと怖さで、神経がちっとも休まらない。
こりゃ駄目だと判断した私は、車を発進させた。たとえ闇の中でも走っている車の中からさほど怖くない。不思議なもんだ。
たまらず走り出す
※たまらず走り出す
山の中をぐるぐる走っている内に夜が明けた。
周囲が明るくなれば、気分も晴れてくる。眠気と疲れはひどかったが、ともかく夜は終わったのだ。それで満足だった。
私たちは戦場ヶ原に車を停めた


139.454817,36.796931

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