襟裳岬 / 夜なのでなにも見えず

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苫小牧から襟裳岬まで、直線距離で150キロ
私はなにも考えず、フィットを走らせた。深夜なので、開いている店もなければ、景色も見えない。凍り付いた道をただ走るだけ。なんの意味もない。自分でも馬鹿らしいと思うものの、フェリーでだらけた時間が長すぎたため、じっとしていられなかった
襟裳岬へ
※150キロ、ただ走る

なにも見えない襟裳岬

襟裳岬についたのは午前3時。突端の展望台から沖を見ると、岩礁が数km先まで延びていることがわかるらしい。また、襟裳岬灯台は日本の灯台50選に選ばれている。
しかし……なにも見えない。夜だから当たり前だ。
岬の奥まで行こうと思ったが、暗くて、怖いのでやめた。懐中電灯をもってくればよかった。
襟裳岬
※吹雪いてきた
風が強くなって、吹雪いてきた。気温はマイナス10℃。
ここにいるのはヤバイ。
私はフィットを発進させた。しかし……どこへ?
襟裳岬
※ふたたび走り出す

帯広駅で車中泊

そのまま120キロ走って、帯広に到着する。こんなことなら苫小牧から帯広に直行すればよかったな。
午前5時──
静まりかえった帯広前で、ようやく眠くなってきた。いかん、完全な昼夜逆転だ。
路肩にフィットを止めて、私はシートをリクライニングさせた。寝袋はあるけど、出すのが面倒だ。ちょっとだけだから、このまま寝ることにしよう。
帯広駅
※帯広駅:目が覚めると昼だった
いま思うと、危険な行為だった。
すぐ夜が明けたからいいものの、そうでなかったら二度と起きることはなかったかもしれない。

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