──ズルか、機転か?
上司から無意味な仕事を命令されたとする。
たとえば、「月曜から木曜まで穴を掘って、金曜日に埋めろ」といった仕事だ。
なんの意義があるのかわからない。
誰もチェックに来ない。
もっと大切なことがあると思う。
そっちをやるべき(やりたい)と思う。
さて、どうするか?
1.命令を無視して、手を抜く
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1a.ある日、それが重要な仕事だと知らされる。
手を抜いていたあなたは、責任を追及される。 -
1b.ある日、それが無意味な仕事だと知らされる。
空き時間に習得したスキルで、ひらーり転職♪
2.命令を信じて、マジメに処理する
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2a.10年後、それが重要な仕事だと知らされる。
よくぞ続けてくれたと、大きく評価される。 -
2b.10年後、それが無意味な仕事だと知らされる。
無駄な時間を過ごしてしまった。もう若さは取り戻せない。
もちろん、引き受けた仕事から手を抜くのはヨクナイ。動機や目的はどうあれ、ズルはズルである。
しかし臨機応変な判断ができない人は、そもそも仕事を達成できない。人間がやる仕事とは、つまり機械にできない仕事なのだ。杓子定規に考えても、機械に劣ることを証明するだけだろう。
もちろん、安易に手を抜くことがいいわけじゃない。それ(1a)で失敗した人たちの話は、毎日ニュースで報道されている。
誤解を恐れずに言えば、「ズル」と「機転」に本質的な差はない。
「悪意はなかった……」
「よかれと思って……」
「熟考に熟考をかさねたのだが……」
「私の知らないところで……」
「予想できないトラブルが……」
失敗した人たちも、それなりに考えていただろう。
とにかく結果なのだ。
ルールを破る以上、結果を出さなければならない。結果を出せる自信がないなら、ルールを破るべきではない。
ズルをするなら、1aを覚悟すべきだ。
マジメを貫くなら、2bを覚悟すべきだ。
つまり、どちらにせよ覚悟は必要なわけだ。