徹カラは、危険な遊びである。
スタート直後は、誰もが知っているメジャー曲や最近のはやりを歌う。仕事関係のカラオケなんかで歌う定番の2~3曲だ。私の場合はこれ。
- みゆき『思い出がいっぱい』
じつに無難な選曲だ。
ネタが尽きてくると、ちょっとマイナーな歌を入れてみる。
- 新サイボーグ009『誰がために…』
- 銀河鉄道999『青い地球』
- 劇場版 北斗の拳『Heart of Madness』
この深度なら、あんがい知っている人も多い。
「あぁ~、知ってる!」とか言って、自信のなかった2番を手伝ってもらったりする。意外なところに共通項を見いだして、楽しくなってくる。
- 宇宙刑事シャリバン『強さは愛だ』
- 機甲創世記モスピーダ『失われた伝説(ゆめ)をもとめて』
- 聖戦士ダンバイン『みえるだろうバイストン・ウェル』
- 大鉄人17『我が名はブレイン』
だが、徹カラの夜は長い。
3時間もすると持ち歌は使い切り、ディープな世界に足を踏み入れる。
- 魔境伝説アクロバンチ『夢の狩人』
- 特装機兵ドルバック『地球にI LOVE YOU』
- To Heart『Brand-new Heart』
- 巨獣特捜ジャスピオン『おれが正義だ!ジャスピオン』
やがて、セントラルドグマに到達する。
- スペクトルマン『スペクトルマン・ゴーゴー』
- 愛の戦士レインボーマン『ヤマトタケシの歌』
- D4 Princess『ドリルでルンルン』
- 瓶詰妖精『教えてせんせいさん』
こうなると、その場の一体感などない。各自が歌いたい歌を歌うだけ。互いの曲など聴いてないし、聴いてもわからないし、次の歌を入れなきゃいけないから、聴いているよゆうもない。
最後は、
- 旧サイボーグ009『戦いおわって』
でしめる。
これが私の知る徹カラの実態だ。
徹カラで、仲良くなれるとは思えない。
ただ、互いに真正面から向き合わず、テキトーに無視できる関係になるだろう。「肉を切らせて骨を断つ」というやつだ(意味不明)。
うーん、やっぱり徹カラは危険だよ。