『N氏の晩餐』スペシャル企画として、高級寿司屋に行ってきた。
そんなイベントに私とN氏だけはずっこい、というので嫁も同行。
3人で電車に乗って二子玉川へ。
N氏が絶賛するその店の名は『逸喜優(いっきゅう)』。
回転台はもちろん、メニューさえなかった。

※私たち夫婦だけではゼッタイ入れない
なにをどうすればいいのやら
メニューを見て1品ずつ注文するような店じゃなくて、おおまかな好みや方針を職人さんに伝えて、あとは“おまかせ”するみたい。初体験の私たちは、N氏にすべてを”おまかせ”した。
N氏は職人さんと話して、「適当にうまいものを」路線で食べることになった。

※カウンターに座ったけど、どうしよう?
小さな寿司
この店の特長はいろいろあるが、衝撃だったのが寿司のサイズ。
ネタも酢飯も小さいのだ。
ふつう、巨大なネタほど喜ばれるが、それは貧乏性。通はバランスを求めるんだって。そして齢をとると量を喰えなくなるので、1貫あたりを小さくしたわけだ。
ぬぅ、なんという発想。しかし恐れ入るのはこれからだった。

※本当にひとくちサイズなので、ぺろっと食べられる
食べたものメモ
こういうメモを残すあたり貧乏性な気もするが、生き方は変えられない。
- がり、キュウリの巻物 … 海苔がいいよ
- 生鰺(あじ) … うまい 嫁が大喜びしてた
- 炙り鰺 … 生のほうが好みかな
- かれい … へぇ、うまいな
- づけ鮪(まぐろ) … 美味しい♪
- 紫ウニ(白ウニ) … ウニの食べ比べ
- バフンウニ(赤ウニ) … 紫より濃厚かな
- 赤貝 … 貝って、こんなに柔らかくなるのか
- アオヤギ … ホヤより食べやすい
- 穴子(塩) … 身がふんわり
- 穴子(タレ) … タレもいいね
- 達磨イカ(塩、酢橘) … イカがやわらかくて美味しい♪
- 小鰭(こはだ) … さっぱりして食べやすい
- 鯖(さば) … 安心する味だ
- 炙り鯖 … 炙らなくてもいいかも
- 炙りトロ … んー、これは昔食べたものに1歩ゆずる
- 鯛(たい) … 淡泊、珍重するほどではない
- かます … ぷりぷりしてる
- ぼたん海老 … 甘い
- 蒸し鮑(あわび) … すっごく柔らかい
- あんきも … ネットリ感が好き
- ニコ玉焼き … 卵焼きにうずらが入ってる
- カンパチ焼き … トーストされた魚だ
- 新もずく … 舌先を変える
- 白身魚と雲丹のおつまみ … ウニを和えちゃうのか
- みそ汁 … ふつう

※いろいろ食べた
すごいものはすごい
ここの寿司には醤油をつけない。
だからネタの味がわかる。醤油がないと、こんなにも風味が変わるのか。今まで食べていたのは、醤油ごはん(ネタ添え)だったと痛感する。
そして小さいので、ぱくぱく食べられる。
量を喰える、という意味ではなく、いろんな調理法を試せるのだ。生で、炙って、しめて、ヅケで、巻いて、和えて……。ネタの比較もできる。
基本は”おまかせ”だけど、職人さんとのやりとりでオリジナルの調理もできる。自由自在だ。

※だからメニューもないのか
小さいのに贅沢じゃなくて、小さいからこそ贅沢なんだな。
いやぁ、いい経験ができました。
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