飯盛山 / 白虎隊士が眠り、見守るところ

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ただの観光地と思っていた飯盛山だが、思いのほか楽しめた。
途中でガイドさんと遭遇したので、ポイントごとのエピソードを詳しく知ることができたおかげだ。いい経験ができた。
飯盛山
※あれが飯盛山か

飯盛山は観光名所だった

ふもとはお土産屋でいっぱい。大型バスから大量の観光客が吐き出されてくる。むぅ、すごい。考えてみれば、この人たちは少年の自決場所を見に来てるんだよね。うーん。
飯盛山
※ぞろぞろ
飯盛山
※自販機にも白虎隊が描かれている

スロープコンベア

白虎隊の墓があるのは、飯盛山の中腹。大した高さではないのだが、お年寄りの観光客が多いため、エスカレーター(スロープコンベア)が設置されていた(有料)。おもしろいことに、途中からも乗れるようになっていた。最初から載ると250円、途中までがんばった人は100円で救済してくれる。
飯盛山
※途中から乗ったら半額ですよ
飯盛山
※意地でも登ってやる

可憐な白虎隊士たち

階段を登ると、人だかりができていた。見ると、男装した女性が白虎隊士の演舞をしている。さらに観光客グループを案内する隊士もいる。すごいな。
飯盛山
※いよいよ自決するシーン
飯盛山
※距離を置いて、ついていく

白虎隊 自刃の地

白虎隊の少年たちは、この丘から鶴ヶ城が燃えているのを見て(実際にはちがう)、自刃した。実際に見てみる。肉眼では見えないので、200mmレンズで望遠する。
飯盛山
※鶴ヶ城を見据える隊士の銅像
飯盛山
※見据える先に鶴ヶ城がある
鶴ヶ城を見つけられずに悩んでいると、ガイドのおじいさんが「ポールのアタリを見てください」と教えてくれた。なるほどポールの向こうに鶴ヶ城が見えた。あのポールは、目印として立てたのではなく、偶然、ぴったりの位置にあるらしい。
飯盛山
※ポールの向こうに鶴ヶ城が見えた

ガイドさんが仲間になった!

いろいろ話を聞いていたら、おじいさんが案内してくれることになった。無料ガイドをしていて、案内所に帰るところだったらしい。なんたるラッキー♪
このあと私たちは、スポットごとに説明や資料を見せてもらいながら観光した。
飯盛山
※知らないと、見落としてしまうことが多い
飯盛山
※緑色の背広を着ているのがガイドのおじいさん

さざえ堂(栄螺堂)のらせん

途中で、さざえ堂を見学した。ここは有料なので、ガイドさんには外で待っていてもらった。ここは次の日記で述べる。

戸ノ口堰洞穴

さざえ堂を見たあと、広場に抜けた。山腹の穴から水が流れてきている。ガイドさんの説明によれば、白虎隊士はあの地下水路を通って戸ノ口原の戦いから落ち延びてきたと言う。
飯盛山
※冷たい水がとうとうと流れている
飯盛山
※ここを通ってきたの?
長さは約150m。非常に狭く、水は冷たい。すごいな、白虎隊。しかしこの2日後、私たちも似たような経験をすることになるのだが、それはあとの話。

ガイドがいるとぜんぜんちがう

おじいさんの説明は(一部聞き取りにくいけど)おもしろかった。自刃した白虎隊の行動がなぜ後世に伝わったのか、自刃せずに戦い抜いた白虎隊は、あるいは会津藩士、あるいは籠城する婦女子はどのように行動し、どのように祀られているか? こうしたエピソードは、白虎隊の物語に奥行きを与えてくれた。そして会津の人たちにとって、白虎隊の物語は遠い過去の話ではなく、現在も色あせずに息づいていることがわかった。
飯盛山
※ふもとで蕎麦ソフトを食べる(味はまぁまぁ)
山を下りると16時。ガイドさんにお礼を言って別れる。日が陰ってきた。今日の観光はここで終えて、ホテルに帰ろう。

■飯盛山 (イイモリヤマ)

[時代] 明治

[住所] 福島県会津若松市一箕町八幡弁天下

[電話] 0242-39-1251

[URL] https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/kanko/


37.503475 139.953581

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