旧古河庭園 / 和洋調和の邸内

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旧古河庭園の洋館とバラを見てきた。
古い建物が好きなので、旧古河庭園はいつか見たいと思っていた。庭園のバラもいいけど、やっぱり洋館内部を見学したい。通常は往復葉書で事前申込みしなければならないが、予約ナシで参加できる臨時見学会が開催されるので、行ってみることにした。
和洋調和の旧古河庭園
※定員30名になんとか間に合った

1時間のガイドツアーは価値アリ

参加料525円。入園料で+150円。ちと高いと思ったが、その価値はあった。私たちはガイドさんに率いられ、説明を聞きながら1時間かけて洋館内を見てまわった。その歴史や、随所に凝らされた意匠に感動する。余談だが、『うみねこのなく頃に』に登場する洋館は、この旧古河邸をモデルにしているそうだ。
和洋調和の旧古河庭園
※洋館の大きさ

和洋折衷ではなく、和洋調和の体現

古河邸の歴史もおもしろいが、それ以上に興味深いのが建物の構造。ここは旧岩崎邸庭園と同じくジョサイア・コンドルの設計だ。
古河邸はコンドル晩年の作なので、和洋調和が高いレベルで実現されている。それは和風を織り交ぜた洋風という意味ではないのだが、具体的にどうとは書ききれない。とにかく内部は外見から想像できない構造になっていた。興味がある方は、ぜひ見学してほしい。
和洋調和の旧古河庭園
※館内は撮影禁止
和洋調和の旧古河庭園
※内部は驚くべき構造だった

庭園を見てみよう

バラ園の規模は大きくないが、個人の邸宅であることを考えると圧倒される。3人の家族に60余名の召使いがいたそうだが、まさに貴族の館だ。
和洋調和の旧古河庭園
※庭園もコンドルの設計
和洋調和の旧古河庭園
※あの窓からの眺めが素晴らしかった
和洋調和の旧古河庭園
※ていねいに手入れされたバラ
和洋調和の旧古河庭園
※いい天気だ
和洋調和の旧古河庭園
※現代は森が生い茂っているが、かつては日本庭園も一望できたらしい

日本庭園へ

古河邸には日本庭園も含まれている。洋風かぶれが和風を残したのではなく、緑と水が美しい見事な庭園だった。バラ園より広い。
和洋調和の旧古河庭園
※巨大な一枚岩の橋
和洋調和の旧古河庭園
※顔を洗うカメ
和洋調和の旧古河庭園
※十五層石塔:14段しかないと思ったら、頂上は横に置いてあった

ジョサイア・コンドル博士(1852-1920)

イギリス人の建築家。日本に本格的な西欧式建築教育をもたらし、多くの建築家を育てた。25歳で来日して、68歳で亡くなるまでの43年間を日本で過ごした。
この人、おもしろい人生を送っているね。古河邸を見学したことで、コンドル博士への興味も深まった。次はニコライ堂を見てみたいかな。
和洋調和の旧古河庭園
※庭園を取り囲む馬車道
旧古河庭園は思っていた以上に楽しめた。やはり洋館をガイド付きで見学できたのはよかった。また1つ、近代遺産(ヘリテージング)に触れることができたと思う。

■旧古河庭園 (Kyu-Furukawa Teien)

[住所] 北区西ヶ原一丁目

[電話] 3910-0394

[歴史] 1917年(大正6)

[料金] 入園料:150円, 洋館臨時見学会:525円(ガイド付き)

[URL] https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html


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