日帰り館山ドライブ:実行中
野島埼灯台から館山にもどる途中、館山海軍砲術学校跡地に立ち寄った。
ここは観光名所ではない。戦争遺跡を調べているとき、たまたま見つけたところだ。410号沿いにあるので、見ていくことにした。
しかし想像以上に見つけにくいところだった。

※海軍第三期予備学生隊の写真と学校の歴史
館山海軍砲術学校とは
かつて、ここには「館山海軍砲術学校(通称:館砲)」があった。
横須賀の海軍砲術学校(横砲)から分離するかたちで、1941年(昭和16)に開校。広大な敷地に学校本部、学生舎、講堂、車庫といった施設、演習場が広がり、陸戦隊の幹部養成のため、「鬼の館砲」と呼ばれる猛特訓が行われた。

※戦車橋:ここに砲術学校の正門があった

※館山海軍砲術学校跡地:学校の中央通りだった

※烹炊場の釜場:レンガはイギリス積み
現在は田畑や住宅地になっているため、もちろん住所はない。
なので跡地に建てられた館山市立房南中学校(館山市佐野2070)を目指して走ってきた。説明によると、500m先に「館山海軍砲術学校平和祈念塔」があるのだが、見つからない。
周辺をぐるぐるまわって、ようやく田畑の中に見つけた。

※あれだ!
館山海軍砲術学校平和祈念塔
学生舎があったところに、開校50周年にあたる1991年(平成3)に建てられた記念碑。畑と民家のあいだにあり、駐車場もなく、農道はめちゃめちゃ狭い。コンパクトカーのフィットでさえ、脱輪するかと思った。

※大砲をかたどった塔:手前の池は、当時からあった井戸だって

※四一式山砲:ボロボロにさびてる

※20センチ・ロツ弾(噴進弾)

※先端はどうなっているんだろう
このほか、平和の鐘、戦地を示す標識、硫黄島からの遺品(三十年式銃剣)などが展示されていた。資料のいたみが気になる。ちゃんとした資料館に保存できないのだろうか。

※農道は狭い

※館山海軍砲術学校だったところ
館山海軍砲術学校(洲ノ埼海軍航空隊)跡地
[所在地] 千葉県館山市佐野2070
知らなければ、そこに海軍の学校があったなんて気づかない。気づかないけど、そこに歴史がある。なんだか奇妙な感動があった。