次に訪れたのは香珠子(こうじゅし)海岸。
ここは鐙瀬とは正反対の、美しく、おだやかな浜辺だった。ゴミも匂いもなく、水は澄んでいて、砂粒もきれい。嫁はすっかり気に入ってしまい、浜辺めぐりへの期待度が一気にあがったようだ。

※細い山道を抜けると、美しい浜辺が見えてきた
香珠子五島椿物産館
まずは車を停めて、物産館とやらに立ち寄ってみる。ここでは昔ながらの方法で塩を作っている。のぞいてみると、じつに手間がかかりそう。
試食で気に入ったので、五島灘のめぐみ・焼塩(250円)を買って帰った。もうちょっと大きなパックを買えばよかったかも。あと、乾燥あおさも買っておくべきだった。

※香珠子五島椿物産館

※平釜を使い薪で焚き上げる

※これが五島灘のめぐみ

※なんだろう?
にがりアイス
にがりアイスも試してみた。語感からイメージするような苦みはなく、塩味がソフトクリームも甘さを引き立てていた。つまり塩味ソフトクリームと言えなくもないが、まぁ、いいっしょ。

※にがりアイスがたれる!
南国のような浜辺
海岸に下りる道を探していると、数名のおばあさんが歩いているので、ついていった。このおばあさんたちは、気がつくといなくなっていた。どこへ消えたのだろう。しかし私たちの興味は、眼前に広がる浜辺に向けられていた。写真では雰囲気を伝えにくいが、じつに気持ちのいいところだった。

※おばちゃんたちについていく

※きれいな浜辺

※小さな貝が混じってる

※嫁は遠くまでいった
ズクッ、ズクッと、足の裏で砂が沈む。ゆるいわけじゃなく、衝撃を吸収するような感触。山から流れてきた水が、さらさらと海に吸い込まれていく。我慢できなくなった嫁は、靴下を脱いで素足で歩きはじめた。流水は浜辺に温められ、ぬくいそうだ。

※海に清水が流れ込む

※砂の段差

※あたたかくて気持ちいいそうだ
香珠子海水浴場は福江市街から近いので、夏場は人気スポットになるらしい。更衣室やシャワー室といった設備も揃っている。駐車場から浜辺に下りる距離が、世間の猥雑さを食い止めているような気がする。
■香珠子ビーチ (コウジュシビーチ)
[所在地] 長崎県五島市浜町
[営業期間] 7月上旬~8月下旬

※南国ムードにひたる
気がつけば小一時間ほど経過していた。いかん。まだ先を急がなければ。
私は嫁を車に詰め込んで、次の目的地・太田海岸に向かった。