横浪(よこなみ)半島を縦走する横浪黒潮ラインは、快適なドライブウェイだった。
太平洋をのぞむ南側は絶景がつづくけど、車を停められる場所が少ない。横浪半島はあまり観光客が来ないところかもしれない。ネットの情報もきわめて少ない。私は地図を見て、なんとなくコースに含めたけど、来てよかったと思う。

※お遍路さん

※横浪県立自然公園の「惟子崎」から望む太平洋
途中、高校生をたくさん乗せたバスとすれ違った。あとで調べてみたら、横浪半島の中央部に明徳義塾高の堂ノ浦キャンパスがあった。明徳義塾中学校・高等学校は中高一貫教育で、全寮制。こんな人里離れた山の中で6年間。マンガに出てきそうな「設定」でゾクゾクするが、むろん、怪しい学校ではない。名門と言っていい。
武市半平太(たけちはんぺいた)像
横浪黒潮ラインの中程を過ぎたあたりに、全高6mほどの武市半平太像が建っている。広い駐車場もある。武市半平太は浦ノ内湾を背に、太平洋の方を向いている。坂本龍馬像より小さく、素朴な印象。高知県のメインストリームと言えない横浪半島に武市半平太像があることは、なんだか侘びしい気がする。
台座には、「武市半平太先生」と記されている。背面に武市半平太と行動をともにした志士たちの名があった。明治維新の英雄と呼ばれることはないが、武市半平太は傑出した人物だったと思う。

※武市半平太

※冷酷なカリスマ…?

※浦ノ内湾側
浦ノ内湾側は木々に隠れてよく見えない。敷地内に建物があるが、廃墟になっている。ここに展望台があれば、いい景色が見られそうなんだけどなぁ。もったいない。

※またき・とうせ?

※ネコちゃん、どいて
武市半平太像を過ぎると、あとはなにもない。そのまま半島の付け根、浦ノ内湾に抜ける。これにて横浪黒潮ライン18.8キロのドライブは終了。次に目指すは虚空蔵山だ。