養老渓谷に向かう途中、久留里城に立ち寄った。
久留里(くるり)城は、24年前の計画時も訪れたいと思っていたところ。あのときは断念したけど、今日は車だから立ち寄れる。行ってみると久留里城は山城で、その天守閣までの道のりはそこそこハードだった。

※久留里城は町のシンボル
城へ至る道は狭く、きつい
車で久留里城へ行くときは、二の丸にある久留里城址資料館を目標地点にするとよいが、その駐車場に至る道は狭く、看板もわかりにくい。注意してたけど、道を通り過ぎてしまった。カーナビがあってもこれだから、昔は見つけられなかった人も多いだろうな。

※トンネルの向こうに駐車場がある
久留里城址資料館は駐車場から600メートルほど離れている。大した距離ではないが、勾配がきつい。すぐ「探鳥路」という山道があったので、そちらを登ってみたのだが、もっときつかった。すぐ息が上がってしまう。ひーひー。しかし森の中を歩くのは気持ちがいいし、見晴らしもよかった。

※二の丸まで歩く

※並行する探鳥路の方がおもしろい

※城下を一望できる

※紅葉の季節だった
君津市立久留里城址資料館
久留里城址資料館は入館無料。出土した遺物や江戸時代の絵図、書物などが展示されている。あまり大きな施設ではないが、鎧(具足)はかっこよかった。あいにく撮影禁止。
ちょうど館収蔵資料展をやっていて、ふだん以上に書物が多かった。江戸の昔から残る書物は、独特の雰囲気があるね。

※上総堀り模型:井戸を掘る道具。実物が資料館の裏にある。

※資料館の裏手からも城下が一望できる
久留里城は武田氏によって築かれ、里見氏、大須賀氏、土屋氏、黒田氏が城主となった。詳しくはWikipediaなどを参照のこと。
久留里城の模擬天守
久留里城址資料館から少し登ったところに本丸がある。模擬天守は近くで見ると、いかにも鉄筋コンクリートの近代建造物だった。中に入ると、本当にふつうの建物で、久留里城の写真で抱くイメージとは大違いだが、まぁ、仕方ない。

※途中にある男井戸(おいど)・女井戸(めいど)

※天守閣が見えてきた

※この角度なら、いい感じ?
建物内にはなにもない。日本の城の写真が展示されているだけ。階段を登ると、展望フロア──つまり天守に出た。ここから四方を見渡すと、「この一帯はわしのもんじゃ」という気分になる。高いところに城を築くことには、もちろん戦略的な意味もあるんだけど、高いところに立ちたいというプリミティブな欲求が強く働いているかもしれない。

※四方が見渡せる

※紅葉が残ってる
山頂から坂道を下りて、駐車場へ。下りるときは体重が足腰にかかるので、体力と神経を消耗した。大した高さじゃないのに、もう疲れてる。やれやれ。しかし本日のメインイベントである養老渓谷ハイキングは、まだはじまってもいない。
駐車場で弁当を食べて、私たちは出発した。