目覚めると、外は吹雪だった。
車のドアを開けて、びっくりする。こんなところで私たちは寝ていたのか。
車内でも氷点下になるが、慣れてきたので、この程度は死なないことがわかった。冬の北海道で大丈夫なら、たいていの場所でも車中泊できるだろう。根拠のない自信がついたことを、喜んでいいのかどうか。
(追記)2006年、私たちは氷見(ひみ)漁港で「夏の車中泊」を経験するのだが、冬とはちがった難しさがあることを学ぶ。

※車中泊の朝

※外は吹雪いていた
あとで知ったことだが、「スペース・アップルよいち」にはトレーニングサイトやシャトルフライト、デジタルプラネタリウムといった施設があって、おもしろそうだった。しかし当時の私たちは、道の駅に泊まりながらも、その中身に興味を示さず、さっさと出発してしまった。もったいない。あほだ。
ニッカウヰスキー北海道工場 余市蒸溜所
日本人で初めて、スコットランドからウィスキーの製造技術を身につけた竹鶴政孝氏が1934年(昭和9)に建設した蒸留所。現在も、伝統的な製法でモルト原酒を造りつづけている
ウィスキー博物館などのある施設なのだが、やはり年始でお休みだった。これまた、もったいない。
係員さんがいたので、中庭だけ見学させてもらった。

※歴史ある建物だ

※長い氷柱
旧下ヨイチ運上家
雪原に古い家屋を見つける。
江戸時代、松前藩が設けたアイヌの人々との交易拠点として建てられたものらしい。
すごく見学したいけど、ここも年始で休館中。
うがー。休館の看板を見るために北海道に来たんじゃないぞ。

※雪に埋もれた屋敷

※年末年始はやってません

※立派な屋敷だな
お店や博物館をあきらめ、自然の名所を見ていこう。
と言うわけで、積丹半島に向かう。昨夜通った道だが、やはり明るいと印象がちがう。昨夜はなんで、むやみに走っていたのだろう。

※トンネルが多い
豊浜トンネルの崩落事故現場
途中でトイレに立ち寄ったら、そこが豊浜トンネルの崩落事故現場だったと気づく。資料が展示してあって、事故の様子やトンネル防災の工夫などを読む。
そういう事故があったことは知っていたが、ここだったのか。
犠牲になった方々に黙祷を捧げる。

※セタカムイ防災祈念広場
もうすぐ積丹半島だ。