生態系公園は、よくわからないところだった。
一見、自然を残した公園に見えるが、ここは大潟村──人工的に造られた土地──だから、自然が残っているわけがない。ガイドには、「秋田の豊かな自然や、野山の風景をモデルにして作られた公園」とある。つまり大潟村全体を農場にせず、一部は野原を再現したと言うことだろうか。なんのために? なにかを研究しているようには見えないから、憩いのために造ったのだろうか。
中核施設として、秋田県農業研修センターがある。研修用の教室だけでなく、宿泊施設や食堂も完備している。ぱっと見ただけでは「豊かな自然に囲まれた研修施設」だが、「まわりに豊かな自然を配した研修施設」と考えると、とてもぜいたくな気もする。

※逃げ水

※秋田県農業研修センター
農業研修センター鑑賞温室
最初に訪れたのは鑑賞温室。熱帯系花木やサボテン・ラン類が展示されている。「秋田の自然を再現した」公園においては不似合いな気もする。その名のとおり鑑賞(観光)が目的なのかな?
今日は猛烈な暑さだが、温室内はもっと熱かった。3つの温室があるのだが、だんだん足早にまわってしまう。こんな日に温室に長時間いるのはよくない。

※農業研修センター鑑賞温室
野外公園へ
鑑賞温室から車をまわして、野外公園をのぞいてみる。が、ちらっと見ただけで引き返してきた。暑さがやばいレベルに達している。嫁もへばってる。のんびり散策できる状況ではない。
そんな暑さのせいか、広い園内には私たち以外の人影がなかった。研修センターも静まりかえっている。
なんだか奇妙な場所だ。

※EAR MOON (月の穂)

※秋田の野山の風景をモデルにしているそうだ
暑い。本当に暑い。
ペットボトルで水分を補給するが、どんどん汗で排泄されていく。すさまじい。この暑さは夜になっても消えないだろう。今夜の竿燈まつりはつらいものになりそうだ。
私たちは車を秋田市内に向けた。