今夜はドーナツ
2004年 食べる 食べる雨がつづくので、ドーナツを作ってみた。
といっても、こねて、第一次発酵させるまではパン焼き機の仕事。できた生地を伸ばして、丸めて、ねじって、輪っかにする。これをオーブンに入れて第二次発酵(温度を一定にするため)。で、焼いたらバターロール、油で揚げたらドーナツというわけだ。
パン焼き機を導入して、大幅に手間が減った。
考えてみると不思議なもので、ホームメイドなのに、手間を惜しんでいる。「それなら、お店で買ってくればいいジャン」とか言われそうだが、さにあらず。手間をかけることが目的ではないからね。
さて、出来上がりだが . . . 60点くらいか。
生地をいじりすぎて、堅くなってしまった。先週と同じで、なるったけ薄く伸ばしたことが失敗だった。バターロールの生地をぺらぺらにしても意味がなかった。
──難しいね。
物事は連続していて、ある部分だけがんばっても成果はあがらない。前工程を理解し、後工程につないでいくことが大事だと知りました。
味はイマイチだったけど、楽しかった。
味やコスト、手軽さでは、お店のドーナツに負けるかもしれない。けれども満足感は、ホームメイドに軍配が上がる。
美味しくないことにも納得できるし、そうした失敗も明日への糧となる。いつかは、お店よりも美味しいドーナツも作れるようになる。そう思えば、やりがいもあるというものだ。
だから、ホームメイドはおもしろい。