驚異の自然現象
2005年 生活 天気・季節あまり知られていないが、雪の結晶には不思議な特性がある。
その現象は、大雪のときだけ発生する。
結晶が相互にくっつきあって、球体へと成長、それらが垂直に重なって、「8」の字に似た物体になるのだ。
上に乗る球体には、黒い点が2つ発生しやすい。まれに、バケツやニンジンなどを取り込むことが確認されている。
下にある球体は大きめで、棒状のもの(小枝など)が刺さりやすいようだ。
雪がふった翌日に公園に行けば、この現象を確認できる。
原っぱには、球体が転がった痕跡が見受けられるだろう。それをたどれば、例の物体(オブジェクト)を発見できるはずだ。オブジェクトの周辺にはいつも、小さな足あとがたくさん残っているから、それを目印にするのもよい。
ときおり、家の前にも発生する。
ドアを開けると、手すりの上に小さなオブジェクトが並んでいたりする。これには、かなり驚かされたことがある。
この現象は、都市部/商業地域よりも、近郊の住宅地によく見られるようだ。最近の研究では、子どもの数が影響しているとの指摘もあるが、詳しいことはわかっていない。
今年はまだ、この現象が発生するほどの大雪はふっていない。
しかし、冬はまだつづく。
なんとなく楽しみだ。