スイカ (Suica)を買った

2005年 科技
スイカ (Suica)を買った

スイカを買った。

夏の風物詩じゃなくて、JR東日本の非接触型ICカードのこと。私はふだん地下鉄(都営大江戸線)を使っている。イオカードもたっぷり残っている。なので、スイカを買う必要はないのだが、最近、いろいろと騒がれているので、つい買ってしまった。

初めてのスイカ

恥ずかしながら、買い方がわからなかった。
自販機の案内、わかりにくいよ! みどりの窓口で教えてもらったよ。手に入れたスイカは、思っていたより厚みがあった。クレジットカード1枚よりちょっと厚いくらい。これを財布の中に入れて、自動改札ゲートを通る。
ドキドキしたけど、きちんと認識してくれた。いやぁ、すごいね。

電車の中で、もらってきたパンフレットを開く。
使い方、精算方法、再発行などの注意が細かく載っていた。いやぁ、すごいね。

スイカまでの道のり

──技術の進歩はめざましい。
子どものころは、切符を切ってもらっていた。あの切れ込みのカタチが駅ごとに違うことに気づいて、大喜びしたことを覚えている。切符を見れば、どの駅で改札されたかを判別できるのだ。改札口には、カチャカチャと鋏を鳴らす改札員の姿があった。まだ国鉄だったね。

それが自動改札機になり、小さな穴を空けるようになった。それまでの切符は「裏が白い切符」と呼ばれ、区別されるようになった。

1985年(昭和60年:14歳)になると、オレンジカードが登場。当時、大流行していたテレフォンカードに比べると、パッとしなかった。これは切符を買うためのカードなので、自動改札は通れなかった。

イオカードが出てきたのは、1991年(平成3年:20歳)から。これは今でも使っているが、来年には消える。イオ(IO)は「IN からOUT まで」という意味なんだって。知らなかった。

「Suica」は「Super Urban Intelligent Card」の略称だってさ。これに「スイスイ行けるICカード」や「西瓜」などのイメージを重ねているらしい。スイカのロゴには、線路で描かれた西瓜や反転した「ic」の文字が見えるね。

未来が楽しみだ

スイカは、イオカードよりも便利だ。
財布から出さなくてもいいし、チャージもできる。しかもJR以外で買い物もできるらしい(まだ試してないけど)。
自動化・機械化・無人化・省力化が、イコール豊かな社会とはいえないが、それでも興奮せずにはいられない。

──いやぁ、すごいね。
世の中はどんどん変わっていくよね
これからも、どんどん変わっていくんだろうな。
明日は、来年は、10年後は、どうな社会になっているんだろう?

スイカごときに今さら驚くのもアレだけど、ま、いいっしょ♪

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