おうちで宇治金時

2005年 食べる 食べる
おうちで宇治金時

京都出張したときに、甘党・弥次喜多」に立ち寄った。
そこで食べた宇治金時が美味しかった。
いわゆる抹茶シロップではなく、本当の抹茶がかかっていた。抹茶の苦みを、小豆の甘さで打ち消す。かき氷のとんがった冷たさを、練乳やアイス、白玉が緩和する。
それまで、まともな宇治金時を食べたことがなかったので、感動した。
宇治金時って、素晴らしいと思った。

──なので、家でも作ってみた。
粉末抹茶を水でとき、みぞれシロップと合わせてかける。
小豆は必須。バニラアイスと白玉は気分次第。
食べる。うまい♪

もう10回くらい作っているんだけど、毎回ちがった味になる
適量がわからず、多すぎたり、少なすぎたりするのだ。みぞれシロップが足りなかったときは、小豆の甘さがたよりだったが、それはそれで楽しかった。
もとより、宇治金時は食べ方によって味が変わる。
抹茶だけ食べれば苦いし、小豆だけなら甘い。
しかし、舌の上に残るあと味はいい感じ

メロンやストロベリーのかき氷もきらいじゃない。
だけど、この自家製宇治金時に比べるとツマラナイ。まぁ、シロップをかけるだけだから、平均的な味になるのは当然だけどね。
いつものかき氷よりも手間はかかるが、その楽しみは比べようもない。

──暑い夏の昼下がりに、宇治金時。
夏の楽しみがまた1つ増えた。