カップで食べるスープカレーの匠

2005年 食べる 食べる
カップで食べるスープカレーの匠

暑い日がつづく。

暑さを吹き飛ばすには、辛いものがいい。というわけで、『スープカリーの匠』なるものを買ってきた。

スープカリーとはなんぞや? 詳しいことは知らん。mixiのお友達(北海道在住)が、サッポロのスープカリーのことを話していたので、興味はあった。近くによい店はないものかと探していたのだが、まさかレトルト食品で売っているとは思わなんだ
(......ご飯は入っていないようだ。)
ご飯は自分で用意して、スープカリーに浸して食べるものらしい。希望小売価格は450円! かなり高いが、今回はお試し価格で買うことができたので、よしとしよう。

封を開けてみると、いろんな袋が出てきた。最後に入れる「香りスパイス」などもある。湯煎して、カップの中にあける。いわゆるルータイプのカレーと違って、さらさらしている。まさにスープだ。その中に、大きめの肉や野菜、卵などが入っている。ツーンとしたカレーのにおいが鼻孔をくすぐる。いい感じだ。

ご飯をスプーンにとって、スープに浸して食べる。おぉ、けっこう、いける。ピリッと辛い。ご飯といっしょに食べて、ちょうどよくなる辛さだ。レトルト食品特有のなまった感じもない。いけるよ、これ!

「濃厚辛口」は、ブイヨンベースの味。よりカレーに近いので、1つだけ食べるならこちらをおすすめする。一気に食べてしまったので、これ以上は解説できない。もっと落ち着いて食べるべきだった。

「芳潤辛口」は、コンソメスープに近い。タイ料理のような香草の雰囲気はするけど、えぐい部分はまったくない。ひとくち食べて、カレーじゃないなと思ったけど、食べていくうちにカレーらしくなってきた。というか、カレーらしいかどうかは、どうでもよくなっていた。

カレーに似ているが、カレーじゃない。カレーらしくない部分と、カレーらしい部分が混在している。なかなか新しい味わいだ。しかも、アレンジの幅がある。キノコやベーコンを入れたらどうなるだろう? ロールキャベツなら? 魚介類との相性は? タマネギを増やすとどうなる?

スープカリー。
気に入ってしまいましたよ。