選挙に行ってきた

2005年 政治・経済 政治
選挙に行ってきた

選挙に行ってきた。
結果はご覧のとおり、自民公明両党は合計300議席を超す圧勝となった。

それはまぁ、いい。
民主が政権をとっても、郵政は民営化していただろうし、今回は圧勝した自民が、今後もずっと期待どおりの与党である保証はない。政治は結局、なるようになるのだ。
今回の選挙でもっともよかったことは、友だちと政治の話ができるようになったことだ

私にも政治思想はある。
しかし政治家ではないので、ふだんは黙っている。たまに機会があれば、「こうなってほしい!」「こうすべきだ!」という考えを語る。すると、怪訝な顔をされてしまう。
「私、政治には興味ありませんので」
「伊助さんは本気で語るから、ついていけません」
と言われる。
政治の話をすると、嫌われるのか? だから、みんな黙ってるの? 興味のない顔をしているの? それって、おかしくないか?

多くの人は、政治について語り合う機会が少なすぎる。
もっと意見をぶつけ合ったり、情報交換するべきだ。政治に参加しろとは言わないが、興味はもった方がいい。なぜなら政治とは、自分たちの未来を作ることだからだ。

政治思想が異なる相手とも、うまくやっていけるはず。
だから、政治思想を隠す必要はない。隠しているヤツの方が、よっぽど怖いよ。政治思想がないヤツはもっと危険だ。「野球はどこのファン?」と聞くのと同じレベルで、政治について語れてもいいと思うのだが……。

今回の選挙はおもしろかった。
このモーメントは、今後も継続してほしい。
年金、財政再建、外交、教育、福祉、憲法改正……。
郵政なんかより遙かに難しい問題が山積している。これらの問題をどう解決するのか、しないのか、見守っていきたいと思う。