回復食モードへ
2005年 生活 健康──風邪をひいてしまった。くしゃみがひどくなり、熱が出てきた。
なので断食は中断、回復食モードに入った。
「一週間断食」に達しなかったのは残念だが、やむなし。
木曜日の夜は、重湯(おもゆ)。
30g のお米を、300cc の水で煮て、裏ごししたもの。お米の粒も確認できない、液状スープであり、味はないに等しい。
が、それでも6日ぶりの食事だ。するるだけでも、ありがたい。呑み込む欲求が満たされますよ。
あと梅干しもうまかった。
明けて金曜日の朝。体重は84.6kg だった。今回の断食では、ここが限度だろう。
朝の食事はお粥。重湯に比べれば食感があるけど、通常では考えられないほどゆるーい食事。
それと、蕪と馬鈴薯をふかしたもの、茹でたアスパラ。
昼はなし。
夜もお粥。卵をくわえ、麺つゆで味付け。味のあるスープとして美味しい。身体に染みいるようだ。それと、茹でたモヤシ、ピーマン、ニンジン。あと、焼き椎茸も食べた。
久しぶりに歯を使いました。
◎
食べると、血糖値があがっていくのがわかる。身体が熱くなって、汗をかく。心臓がバクバクなって……眠くなる。ちょっとしか食べてなくても、身体が敏感に反応するみたい。
正直な話、断食より回復食の方がつらい。
なにせ、味なし、量なし、食感なしだから、物足りなくなる。しかし、ここでガッついてしまうと、苦労は水の泡。今しばらくは辛抱せねば……。
食べれば食べるほど、食べたくなる。これは、ホントです。
しかし食事のありがたさを、しみじみ感じています。