[ゲーム] ワンダと巨像 / クリアしても、せつない

2005年 娯楽 ゲーム
[ゲーム] ワンダと巨像 / クリアしても、せつない

先ほど、『ワンダと巨像』をクリアして、今、その余韻に浸っているところだ。

いいゲームだった。こういう作品に接すると、2つの余波が生まれる。1つは、素直に感動する気持ち。もう1つは、わけもわからず悔しがる気持ちだ
「世の中には、こんな素晴らしい作品を作る人たちもいるのに、自分はなにをしているのか?」
と、ジタバタしてしまう。

もちろん、私はゲーム制作者ではない。小説家でも、脚本家でもない。ライターですらない。そんな私が、「ヤラレタ~」と騒ぐのは、お門違いもいいところだ。それはわかってる。わかっちゃいるけど、そう思ってしまうのは仕方がないじゃないか。

これは……嫉妬なのだろうか? 馬鹿馬鹿しい!
なにもしていない私に、嫉妬する資格はない

私は、「感動する」ことが大好きだ。いつでも新しい感動に出会いたい。大きな感動に酔いしれたい。感動のある人生を歩みたい。
と同時に、ひとを「感動させたい」とも思っている。ひとの心をわしづかみにして、激しく揺さぶりたい。より大きく、より深く、より長く感動させたい。そう思うがゆえに、そうでない自分に歯がみするのだろう。

今日、また1つ、素晴らしい感動をもらった。この借りは、いつか返したい。
借りたままでは、終わりたくない。