ハンディカム

2005年 科技 カメラ メディア規格 旅行
ハンディカム

おふくろが「ビデオカメラをよこせ」と連絡してきた。
お蔵入りしていたシロモノだから、郵送するのはやぶさかではない。

ビデオカメラ(ハンディカム)を買ったのは、2002年の夏。
SONY DCR-PC101K という機種だ。
「欲しいなぁ、ビデオカメラがあればなぁ」とボヤいていたが、実際に買ってみるとさっぱり使わなかった

理由1.重たい

いかに軽量サイズになったとはいえ、コンパクトデジカメに比べればあまりに大きく、無骨すぎた。まぁ、現在はさらに大きな一眼レフを使っているけどね。

理由2.バッテリーが気になる

デジカメと違ってオンにしている時間が長いので、バッテリー残量をいつも気にしてしまう。予備バッテリーや充電キットはかさばるため、泊まり掛けの旅行でないと持ち出す気になれなかった。

理由3.被写体がない

私が好んで撮影するのは風景と食事だが、これらは動画で撮る必然性があまりない。

理由4.編集しづらい

当時もUSB接続やDVDドライブはあったけど、動画編集は面倒だった。それは3年後の現在もあまり変わっていない。

というわけで、実家に郵送することになったのだが、撮影済みのDVテープが数本ある。次、いつ帰ってくるかわからないので、DVDに焼いておくことにした。PCに取り込もうとしたが、いろいろ面倒なので、DVDレコーダーに録画することにした。

昔の映像が、だらだら流れる。
「え~、ここは○×です。いま、△□をしています~」
「はい、なんか話してください……」
という、自分自身のナレーションが気持ち悪い。なにを撮りたかったのか、さっぱりわからない。おもしろくなると、唐突に途切れてしまう。

なにこれ? このまま封印してしまった方がいいかもしれない。