その先へ
2006年 哲学 mixi顔は、隠しておいた方がいい。
なぜって、世の中には変なヤツが多いから。こちらに落ち度がなくても、一方的に難癖つけてくるヤツもいる。いないと言えるだろうか?
気をつけるのは、悪意だけじゃない。
好意だって暴走すれば驚異となる。ネット上のテキストコミュニケーションで、相手のなにが見抜けるだろう? 人と接することそのものがリスクだ。人間関係は、なにがキッカケでおかしくなるかわからないのだから。
......だが、恐れていてはなにもできぬ。
というわけで昨年は、警戒レベルを引き下げて対応してきた。その結果、得られたものはじつに多い。
「与えよ、さらば与えられん」
新約聖書-ルカ福音書6
さて、本題はここから。
そうはいっても、世の中には不条理もある。誰とでも仲良くできるわけじゃない。
ドアが開いて、その人と知り合えた。
その人との関係がどうなるかは、これからの話。仲良くなれるかもしれないし、不愉快な展開を迎えるかもしれない。そのときは、どのように距離を置き、どう仲直りすればいい? 好意がもてる相手には、どう踏み込めばいい?
顔を隠しておけば、そもそも悩むことはない。
しかし私は、顔をさらしてなお、うまくやっていける知恵を身につけたい。未知なる人と出会うとき、リスクを感じないわけじゃない。だけどその先に、欲しいものがあるように思えてならない。
さて、今夜の会が楽しみだ。