七草がゆ
2006年 食べる 食べる七草がゆを食べた。
断っておくと、毎年食べているわけじゃない。たまたまスーパーで「七草がゆセット」を見かけたので、試してみただけだ。子供のころに食べたかもしれないけど、七草がゆの味なんて覚えちゃいないよ。
- 七草がゆ(七種粥/七草粥)
- 正月七日に春の七草を入れて炊くお粥のこと。1年の無病息災を祈願して食するが、呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。
ちなみに、春の七草とは下記の通り。→は現在の呼称。
- 芹(せり)→芹(せり)
- 薺(なずな)→薺(ぺんぺん草)
- 御形(ごぎょう)→母子草(ははこぐさ)
- 繁縷(はこべら)→繁縷(はこべ)
- 仏の座(ほとけのざ)→小鬼田平子(こおにたびらこ)
- 菘(すずな)→蕪(かぶ)
- 蘿蔔(すずしろ)→大根(だいこん)
さらには、こんな意味が込められているらしい。
- せり ...競り勝つ
- なずな ...なでて汚れをはらう
- ごぎょう ...仏体
- はこべら ...繁栄がはびこる
- ほとけのざ ...仏の安座
- すずな ...神様を呼ぶ鈴
- すずしろ ...汚れのない純白さ
1種類ずつ識別してやろうと並べてみたが、4種しかわからなかった。腹も減っていたので、さっさと食べてしまう。
お味の方は......まぁ、お粥。
草の味なんて気休め程度。結局、昨晩のちゃんこ鍋の汁と合体させてしまった。
ところが、しばらくすると、おなかがグルグル鳴りはじめた。
下したというより、働きはじめたという感じ。
よくわからないけど、七草の薬効かもしれない。