ツンデレ娘と天然娘
2006年 哲学 男と女 考え事ツンデレ娘と天然娘、ある条件を満たせば、どちらも魅力的だ。
- ツンデレ
- 素直になれない人。空気を意識しすぎて、感情をうまく表現できない。なので虚勢を張ったり、態度が急変したりする。
- 天然
- 素直な人。空気が読めないので、感情をストレートに表現してしまう。喜怒哀楽がハッキリしているから、好感がもてる。
共通しているのは、「内面の純真さ」だ。内面の純真さがあれば、それが屈折してもストレートに噴出しても許容される。
ちょっと例を挙げよう。
- 状況:
主人公(♂)が「クッキーを食べたい」とつぶやいた。それを、思いをよせるツンデレ娘と天然娘が聞いていた。
- ツンデレ娘:
- 不器用なのに、一生懸命がんばってクッキーを焼く。
- しかし手渡すことができず、困り果てる。
- 「余り物なんだから!」と投げつけて、立ち去ってしまう。
彼女のがんばりに気づいて、主人公は感動する。
- 天然娘:
- クッキーを焼こうとするが、なぜかパンになる。
- しかも失敗して、ピザになってしまう。
- 主人公は昼飯もピザだったのに、食べてほしいと渡してしまう。
その飾らない気持ちに気づいて、主人公は感動する。
うーん、青春だねぇ。
さらに掘り下げると、共通しているのは主人公の視線だ。つまり、内面の美しさを見抜く目があれば、外面の不整合など問題ではないのだ。ひとは、贈り物の値札ではなく、込められた想いに感動するのだから。
◎
......で、この日記のオチなんだけど、恥ずかしくなったので次回にまわします。