長命寺と道明寺
2006年 生活 健康 食事妻の実家から、桜もちのお土産をもらった。
よくわからんが、妻は大喜びしている。ずっと食べてみたかった桜もちらしい。なので本格的なお茶セットを用意した。
食べてみる。
なんだこりゃ? おもちじゃないぞ。
あんこがクレープに包まれている。もっちり感はなく、野菜とチーズを挟めばタコスになるような淡泊さだ。薄餅(パオピン)に近いかな。
妻も眉をひそめている。あんまりヒットしなかったようだ。
ただまぁ、桜の葉はいい香りだった。大島桜の葉らしいね。
なにかに使えないかと思ったが、無理そうなので捨てた。
……なんだかモッタイナイ。
◎
で、調べてみた。
桜もちには、関東風と関西風があるらしい。
- 関東風
- 小麦粉の焼皮を生地に使いクレープ状に巻いたもの。
- 桜の葉をとって食べる。
- 関東の人は「桜もち」と呼ぶが、関西の人は「長命寺餅」と呼ぶ。
- 関西風
- 道明寺粉の皮で饅頭のように小豆餡を包んだもの。
- 桜の葉ごと食べる。
- 関西の人は「桜もち」と呼ぶが、関東の人は「道明寺」と呼ぶ。
むむぅ、桜もちにこんなちがいがあったとは。
てなわけで、道明寺も買ってきた。
うーん、道明寺の方が好みだなぁ。
桜の葉の塩漬けが、いいアクセントになるよ。
ごちそうさま♪