チョコレート効果
2006年 生活 スーパーにて 健康 食事SNAさんの日記で紹介されていた「チョコレート効果」を試してみた。
私はこのシリーズを食べたことがないので、3種類まとめて買ってきた。それぞれカカオ成分が72%、86%、99%であるらしい。箱には「健康とおいしさを考えた大人のチョコレート」と書いてある。どう考えたのだろう? 明治製菓のホームページを訪れてみたが、それらしい説明はなかった。まぁ、いつもの飾り文句だな。
チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールが注目を集めているようだ。それこそ万病に効くかのごとく語られている。「チョコレートダイエット」なんてのもある。このブームに乗っかって開発された商品なのだろう。
ともかく食べてみた。結論から言うと、
ウ ル ト ラ ま ず い!
72%はまだいい。苦いチョコレートと言える。しかし86%になると、もう美味しさはない。そして99%、こいつはスゴイ。食べ物じゃない。クレヨンを食べているような感じ。あるいは、辛くないカレールゥか。99%には、下記のような注意文がある。
お口で少しずつ溶かしながら、又は甘い飲み物と一緒に召し上がることをお勧め致します。
というか、単品では食べられませんよ!
この渋さを緩和できる甘い飲み物がない。あれこれ試してみたが、甘いチョコレートといっしょに食べるのがいいみたい。つまり、ミルクチョコレートで挟んで食べるわけだ。
これなら、なんとか食べられるものの、高純度カカオである意味がまったくないな。
これはチョコレートではなく、その原料だ。このまま食べるのはおかしい。つまるところ、話のネタでしかない。これが「健康とおいしさを考えた大人のチョコレート」というのは、皮肉なのかもしれない。