歯を磨こう

2006年 生活 健康 医療
歯を磨こう

2005年の2月に、歯の治療が完了した。

長くてツライ治療だったけど、おかげで慢性的な歯痛生活から抜け出すことができた。そのとき、私は誓った。

「もう歯医者の世話にはなるまい。残った歯を大切にしょう」と。

治療後、奥歯によくものが詰まるようになった。
やむなく爪楊枝で取り除く。そして先月、私はうっかり歯のカブセモノ(銀歯)をとってしまった。

1年9ヶ月ぶりに歯医者に行った。
念のため、治療後の歯もチェックしてもらうと、カブセモノが外れた歯が虫歯になっていた。
なんてこった。あれほど誓ったのに……。

しかし初期段階だったので、1日で治療できた。
今は、新しいカブセモノが歯に詰まっている。治療を繰り返したので、歯のオリジナル部分はだいぶ失われてしまった。固いものを噛んだり、さらに虫歯になったりすれば、この歯は砕け、抜くことになるだろう。
そうなる前に治療できたのだから、最悪中の最悪は避けられたわけだ。

「爪楊枝は使わないでくださいね。歯ぐきを痛めますから。
 使うならフロスにしてください」

と歯医者に指導されたので、フロスを買いに行った。
種類がいっぱいあって困った。とりあえず爪楊枝に近い形状のものを買ってきたのだが、ふにゃふにゃで使い物にならなかった。

それでも、歯にものが詰まることはある。気持ちが悪い。
しかしフロスは性に合わない。どうしよう?

そこで毎食後、歯を磨くことにした
朝、昼、晩。食べたら歯を磨く。

最初は、食事の余韻を楽しめないのでイヤだったけど、食事の区切りが明確になるのは気分がよかった。
はじめて2週間、ようやく習慣として定着しつつある。
このまま死ぬまで、毎食後に歯を磨くことにしよう。

虫歯は、痛くなってからではもう遅い
定期検診などで初期症状を見つけても、削る治療は歯にダメージを与えてしまう。

だから、予防が大切なのだ。
定期的な検診や治療じゃなくて、日常的な予防をすべきなんだ。

と、当たり前の教訓を得るのに35年もかかってしまった。
まだ歯が残っているうちに気づいてよかった。

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