牡蠣の殻むきに挑戦

2007年 食べる 食べる
牡蠣の殻むきに挑戦

嫁の実家から牡蠣が送られてきた。

広島産の牡蠣が、殻付きで十数個。
というわけで、生まれて初めて牡蠣の殻むきに挑戦した。

インターネットでむき方を調べる。
えぇと、牡蠣の平らな方を上にして持つ。殻を開けるためには、貝柱を切らなければならない。そのためには、ふちを叩きこわして、ナイフを潜り込ませるとのこと。

──叩きこわす?
ガンガンとナイフの柄で叩いてみたが、うまく砕けない。
やむなくペンチで挟み砕くことにした。
ぐきぐきッ☆
あんまりスマートじゃないけど、しゃーないな。

砕いた隙間からナイフを滑り込ませ、内部をまさぐる。さくっと貝柱を切った感触。すると、固く閉じていた殻が開いて、内部から水があふれ出した。

はじめの数個は手こずったけど、だんだん慣れてきた。
やり方がわかると、楽しくなる。鼻歌を歌いながら、どんどん殻を開けていく。

最後にスプーンで、牡蠣の身を殻からそぎ落とす。
貝柱のまわりをスプーンでなぞって落とすんだけど、貝柱ごと取ろうとすると身を崩してしまった。いろいろコツがありそうだ。

この牡蠣は生食できないそうなので、フライにする。
手引きによれば、殻をむきながら、ちょろっと生食するのが楽しいらしい。あいにく私は生牡蠣の味がわからないので惜しくもないが、わかる人が見たら生で食べたくなるのだろうか?

カキフライは美味しかった。
いつもより身が大きく、牡蠣の味がした。
魚釣りしたときもそうだけど、生き物の状態から料理すると興奮するよね。岩場の牡蠣をはがすところからやれば、さらに興奮するのかもしれないな。

ともあれ、また1つ経験が増えました。
ごちそうさまぁ♪