食品衛生問題、その罪と罪
2007年 政治・経済 スーパーにて 社会スーパーに行ったら、不二家製品がごっそり消えていた。
「期限切れ原材料使用問題」で、社会的信用を一気に失った結果である。
それはそれとして、ふと思うことがある。
「ミスタードーナツはなかなか沈まないなぁ」と。
食品衛生に関する不祥事なら、ミスタードーナツも負けていない。
「ポテトクリームスープ」に虫が混入したり、「肉まん」に無認可添加物を使ったり、銅の粒子が付着していたり、「中華粥」に蛾の幼虫が入っていたりと、"食品"衛生の域を超えたものばかり。これに比べれば、期限切れなんてかわいいもんだ。
しかしミスタードーナツは今回の不二家ほど叩かれない。
トラブルを繰り返しているのに、なぜだろう?
影響範囲や深刻度、あるいは問題発覚後の対応がちがうのだろうか。
◎
私はドーナツは好きだが、ミスタードーナツでは買わない。
しかし友人は、「そんなの気にしすぎだ」と言う。
「トラブルを起こしたのはドーナツ以外でしょ。
フレンチクルーラーに罪はないよ♪」
だってさ。
そうかなぁ……。