烏骨鶏の卵がやってきた

2007年 食べる 食べる
烏骨鶏の卵がやってきた

嫁の実家から、烏骨鶏(うこっけい)の卵5つとスープをもらった。

お歳暮のお裾分けだった。
話には聞いたことがあるが、実際に見るのは初めてだ。
さて......どうやって食べようか?

烏骨鶏(うこっけい)
ニワトリの一品種で、皮膚から内臓、骨に到るまで黒色(暗紫色)であることが特徴。その特徴ゆえ、中国で霊長として扱われてきた。栄養学的に優れ、かつ美味であるため、現在でも高額で取引されている。

手に取ってみると、けっこう小さい
ふつうの鶏卵の6割くらいかな。表面はざらついていて、褐色がかっている。割ってみると黄身はオレンジ色で、白身は立体的だった。いい卵の証拠だ。

よい卵は生で食うべし。というわけで、「卵かけご飯」にしてみた。
食べてみるとまったり濃厚。クリーミーな感じ。サイズが小さいので、がぶがぶ食べられないのは残念だが、そのぶん美味しさが凝縮されている。これはちがうね。

その後、ホットケーキに混ぜたり、目玉焼きにしてみたが、卵かけご飯ほどの感動は得られなかった。美味しいものは、なるったけ手を加えない方がいいみたい。もっと量があればオムレツにも挑戦できたかもしれない。

一方、スープはふつうだった。
白菜やニンジンによって、鶏ガラの風味が弱まってしまった。小さな肉が入っていて、ちゃんと黒かった。このスープで炊き込みご飯にした方が楽しめたかもしれない。

この日記を書くにあたり、ふと値段が気になった。
もらい物だから本当の値段はわからないが、適当にWebで見てみたら10個入りパックが5,000円だった。
つまり1個500円!?

ほげぇーーーーーーーーーッ!!!!!!

それを知っていたら、こんな風には食べられなかっただろう。
知らずに食べられて、よかったのかどうか......。

ともあれ、また1つ経験が増えました。