フエ・カセーロを試してみた

2007年 食べる 食べる
フエ・カセーロを試してみた

白いサラミを買ってきた。

正確にはセミドライソーセージ
生ハムより渇いているが、ドライソーセージほどではないって意味かな? 舶来品を扱う店で見つけた。Fuet Casero(フエ・カセーロ)という品名で、値段は740円。


先端に紐がついてる。なんだか本格的な感じがする。
包丁で切ってみると、意外に柔らかい
まだ水分を多く残しているから、セミドライなわけだ。

食べてみる。うぐぐ......。
肉も脂も柔らかく、くにゅくにゅしてる。そして脂分が......よく言えばクリーミー、ずばり言えばローソクみたいな味だ。それから腸皮と白い粉には味がない。剥いて食べた方がいいようだ。

うちの嫁はサラミが好きなんだけど、これは合わなかったらしい。ちょっと食べただけで、リタイアしてしまった。仕方なく、残りは私が食べる。
くにゅ、くにゅ、くにゅ、くにゅ......。
食べられないことはないが、私も苦手かなぁ

フエ・カセーロはスペインのサラミ
カタロニア(カタルーニャ)地方を代表するソーセージで、500年以上の歴史をもっている。フランスとスペインの国境にあるピレネー山脈からの吹き下ろしで乾燥させるそうだ。へぇぇ。
この白い部分はカビ。つまり白カビチーズと同じものだね。
うーん、知らずに食べて幸せだったかも......。

「奥行きのある味」と評されているけど、私の舌にはまだ早かったようだ。

世の中にはいろんな食べ物があるんだな。