そして時は動きだす

2007年 哲学 日常
そして時は動きだす

10日に父の葬儀を終え、12日から日常を再開した。

木曜、金曜と出社して、たまっていた仕事を処理する。
まぁ、ありふれた日常だよね。
べつに、なにが変わったわけでもない。当たり前だけど。

早朝の公園で、地下鉄の中で、昼飯を食べながら、ふと思う。
今日という日を、父は知らないのだなと。
父が望み得なかった時間に私は居る。当たり前のように。

危篤から臨終、そして葬儀までは目まぐるしかった。
1分1秒を惜しんだ。
その濃密さに比べると、日常はなんてゆるやかなのだろう。
開きっぱなしの蛇口から水がだらだら流れていくようだ。
1滴ごとの価値など、誰も顧みない。

今回の出来事で、私は多くのことを学んだ。
そのことを日記に書きたいと思う。
今はまだうまく言葉にならないけど、近いうちにまとめたい。

私にとっては、書くことが生きている証しなんだと思う。

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