ヒラ家の手抜きピザ

2007年 食べる 食べる
ヒラ家の手抜きピザ

久しぶりにピザを作ってみた。

テーマはいかに手軽にピザを作るか
これまで作ったピザも大して凝ってないけど、たくさんの具を乗せようとあがいてきた。今回は逆に、どこまで具を減らせるかに挑戦したい。
実際は8種のピザを作ったんだけど、成功した1種について記録しておく。

準備

まず小麦粉の生地(ドウ、dough)を作る。
こねるのは面倒なので、ホームベーカリー(象印の『ぱんくらぶ』)を使う。こいつを買ったのは2004年7月。よく働いてくれている。
配合はクリスピータイプにする。ほんとはオリーブ油を使うんだけど省略。この分量で、小さめのピザ生地が8枚できる

  • 水 ... 150ml
  • 強力粉 ... 200g
  • 薄力粉 ... 80g
  • 塩 ... 1.2g
  • オリーブ油 ... 24g(省略)
  • ドライイースト ... 3g

買い物

発酵には1時間45分かかるので、そのあいだに具を買ってくる。
簡単なピザといえばマルゲリータ。
トマトソースは扱いが難しいのでピザソースにする。チーズはちょっと贅沢に生タイプ。やはり生の方が美味しい。この具材は1回のピザで使い切れるので、冷蔵庫に残らない。簡単♪

  • 雪印 具だくさんピザソース ... 200g
  • モッツアレラ ひとくちチェリータイプ ... 8g×12個

ひと休み

買い物が終わったら帰宅。
発酵が終わったら、手で軽くガス抜きして、湿らせたふきんで生地を包む。このまま室温で20分ほど休ませる(ベンチタイム)。
そのあいだに買ってきたものを冷蔵庫に詰めたり、テーブルを片付けておく。

調理開始

さて、そろそろ始めるか。まずオーブンを温めておく。
手を洗って、綿棒で生地をのばす。そんなきれいな円形にはならないけど、まぁ、よし。クッキングペーパーに載せて、生地にフォークでぽつぽつ穴を空ける。穴を空けないと焼いたときに生地が変形してしまうのだ

スプーンでピザソースを塗り、指でちぎったモッツァレラを散らしていく。ルッコラやバジルのような葉物が欲しいけど、これも省略。オリーブ油も省略。二次発酵も省略。
……ちょっと手を抜きすぎかな?

オーブンで焼く

200℃に予熱されたオーブンにピザを入れれば、15分で焼き上がる。
その間に、次のピザを仕込んでおく。
1枚目が焼き上がるまでに仕込みを終えれば、手を洗ってテーブルにつく。
あとは焼く、食べるの繰り返し。
ちょっと慌ただしいけど、これもまた楽し。

葉物(緑)がないので見た目はいまいちだが、そこはご勘弁。
ひどい手抜きピザだが、十分うまかった。これを食べると、ふだんのピザが凝りすぎていたとわかる。ピザは、具をたくさん載せればうまいってわけじゃない。そういうピザを食べたいなら、宅配を注文すればいいのだ。

たぶんこれが手抜きの限界だろう
オリーブ油やバジルはなくてもいいが、あった方がいい。焼成前の二次発酵をしたら、また食感が変わるかもしれない。

「手抜きピザ」は奥が深い。
手間を最小限に抑えつつ、おいしさを最大化させる工夫に終わりはない。

またしばらくしたら、挑戦してみよう!