自家製ます寿司、ふたたび

2007年 食べる 食べる
自家製ます寿司、ふたたび

鯛寿司に挑戦するはずが、ます寿司になってしまった。

スーパーで真鯛を買おうと思ったら、ちょっと高いんだよね。
そこでふと、我に返る。
(鯛寿司って、どんな味だったっけ?)
鯛寿司はまだ味のイメージが確立できてない。酢飯に鯛の切り身を載せるだけでいいのかな? なんか自信がなくなってきた。でも、押し寿司を食べたい。
というわけで、ふたたびスモークサーモンを買ってしまった。

今回は長く、強く押してみた
バンドで締めたわっぱの上に、漫画本を積み重ねる。テレビでは大きな石を載せていたけど、どのくらいの重さがちょうどいいのかな? あんまり重いと押し寿司じゃなくて「潰し寿司」になりそうなので、控えた。

──2時間後、拘束を解く。
おっ、前回に比べて酢飯がぴっちり固まってる。あんまり崩れない。いい感じだぞ。食べてみよう。

むっ! ごはんが硬いッ!

これは押したせいじゃなくて、酢飯が硬いんだ。
酢飯を作ったあと、そのまま放置していたので水分が飛んじゃったんだ。おひつに入れておけばよかった。なんたる単純ミス。

料理としては失敗だけど、経験としては満足じゃ♪
なぜかは知らないが、自分で作った押し寿司はうまいのだ。さして手間をかけたわけじゃないのに、「押す」という行程が食を楽しくしてくれる。なので、ふらっと訪れた他人が我が家の押し寿司を食べても、なんだこりゃ、と思うだろうな。

今回の経験で、「押し」の要領がちょっとわかった。
次はこれをふまえて、もうちょっと上手に作りたい。