ナーベラーのチャンプルー

2007年 食べる 食べる
ナーベラーのチャンプルー

沖縄では、ヘチマのことを「ナーベラー」と呼ぶらしい。

つまり沖縄ではヘチマをよく食べるんだな。
ということは、「わしたショップ」に行けばヘチマを買えるかもしれない。と思って有楽町に行ってみたところ、やっぱりあった!

前回と同じように切ってみよう。
中身の白さ、密度は、まぁ、似たようなもの。皮に尖った部分がない。健菜に問い合わせたところ、前回のヘチマは「トカドヘチマ」と言って、ナーベラーとは異なる種類らしい。
それとナーベラーは青臭いにおいがする。私は平気だが、嫁は過敏に反応していた。少しずつちがうんだね。

調理法は前回と同じ、チャンプルー。
できあがりを比較する。やはり青臭さが残ってて、ちょっと切り身の角がゆるいかな。食べてみると、淡泊ながらも、ややクセがある。チャンプルーの肉と豆腐がこれと釣り合う。ふむふむ。

健菜(永田農法)のトカドヘチマで作ったチャンプルーは、ヘチマの実だけバクバク喰えた。モノがいい。対して沖縄のナーベラーは、チャンプルーという料理によって食べられるようになる。どっちがうまいかと問われればトカドヘチマだが、料理によっておいしくなった実感はナーベラーだ。
ふーん、おもしろい。

食べ比べたことで、ヘチマがわが家のレシピにちゃんと加わった気がする。

ごちそうさまぁ~