洗濯機としての軸がぶれている

2007年 科技 スーパーにて 日常
洗濯機としての軸がぶれている

洗濯機が壊れた。

うちの洗濯機はサンヨーのAWD-B860Z。いわゆるドラム式洗濯機で、購入した2003年当時は目新しい、最先端の洗濯機だった。
しかし、新しい商品は完成された商品ではなかった

コイツ(AWD-B860Z)は不調つづきだった。
そのたびにメーカーに連絡して、修理や部品交換してもらう。設計に不備があったらしく、対応は無償だったものの、いつ止まるかわからない洗濯機を使うのは精神的にもよくなかった。

しかしトドメを刺したのは嫁だった。
阿呆なことに、ドラムの隙間に眼鏡を落としたまま運転してしまったのだ。ドガガガガ……という音とともに眼鏡は粉砕された。メーカーの人を呼んでレンズの破片は取り出せたものの、つるの部分が見つからない。放っておけばトラブルになるだろうが、そのためには工場に運ばねばならず、金も時間もかかる。

私は修理をあきらめ、買い換えることにした。

てなわけで資料を集めたんだけど、時代の変化は早いねぇ。
ドラムをヨコ(水平)に設置する機種は姿を消していた(ドラムはナナメに置く方が効率的らしい)。それにドラムの胴を開けるタイプもない。AWD-B860Zの特徴的だった部分は淘汰されていた。つまり私は、失敗作を買ってしまったわけだな。がっくし。

ドラム式そのものは進化していた。
第一世代の問題を改良した第二、第三世代が発売されている。もちろん、改良することによって新たな問題が生じた(と噂される)機種もある。その一方で、タテ型洗濯機も残っていた。ドラム式は、すべてにおいて従来機(タテ型)に勝っているわけではないようだ

さて、どうしよう?
安心の従来機(タテ型)にもどるか?
改善されたと思われるドラム式に、ふたたび挑戦するか?

4年後の私が後悔しないよう、よく考えないとな。