かんぱちの押し寿司

2008年 食べる 食べる
かんぱちの押し寿司

「かんぱちの押し寿司」を作ってみよう。

本当は「ぶりの押し寿司」を作るつもりだったけど、刺身用の寒ブリがなかったので、かんぱちに切り替えた。マス(サーモン)に比べるとグラム100円ほど高いが、ものは試しだ。

自家製ます寿司に挑戦して以来、わが家ではちょくちょく押し寿司を作るようになった。しかしタッパで作ると見栄えが悪くなるので、日記は書いてない。先日の「ぶりのすし(かぶら寿し風味)」でわっぱが手に入ったので、今日はきれいな押し寿司を作れそうだ。

わっぱにラップ(笹の葉の代用品)を敷いて、かんぱちを並べる。500gの切り身を買ったのに、量が足りなくなった。マスなら400gでも十分だったのに、しまったなぁ。
30分ほど押して、お皿に取り出す。わっぱがあるのでカタチはいいが、身が足りてないのは不格好だ。

食べてみる。むぅ、酢飯が堅い。
炊いたときの水分が足りてなかったのか、押しているあいだに急冷されちゃったのか、ゴワゴワしてる。失敗だ。
写真では、かんぱしの刺身を載せただけに見えるけど、押してあるので風味がちがう。そしてかんぱちは、少ない量でも多くの酢飯を支配できる個性をもっていた。だから、ほかの具を足さずに食べきれた。もし、かんぱちが全体を覆っていたら、大変なことになっていただろう。

今回の件でわかったこと。
かんぱち、ハマチ、ぶりの押し寿司はありえるが、酢飯の味付けや量のバランスが難しそうだ。その点、マス(サーモン)の押し寿司は簡単だ。多少の誤差は気にならないからね。

酢飯の失敗率が高い現状では、鯖や鯛の押し寿司も控えた方がいいな。
しばらくは「ますの押し寿司」を繰り返すことにしよう。