いちごハーレム

2008年 食べる 食べる
いちごハーレム

スーパーでイチゴの食べ比べセットが売られていた。

「おたのしみっくす・いちご」という名前で、あまおう、さがほのか、とちおとめ、紅ほっぺの4品種が4個ずつ入っている。値段は498円。むらむらしたので買ってきた。
イチゴは好きだけど、品種の違いがわかるだろうか。

お皿に並べて、写真を撮ってみる。
選んだ1粒が、その品種を代表するわけではありません。

福岡県 博多あまおう

【知識】「あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まいの頭文字をとって名づけられた新品種。大きく、形が整っていて濃厚だけど後味はすっきりな味わいが特徴。
【感想】もっとも赤が際だつ。果汁たっぷりで、潤んでいる。たしかに味は濃い(強い)。私は気に入ったが、嫁はストロベリーっぽくて苦手なんだって。

佐賀県 さがほのか

【知識】「大錦」と「とよのか」からの交配種。佐賀県で90%のシェアをもつ。形がとても整っていて、大きい。きれいな鮮紅色で、甘く酸味が低いので癖がなく、スッキリした味。
【感想】もっとも明るい。朱色に近いかな。甘み、酸味が低いので、食べくべると味を感じなくなる。それだけクセのない、すっきりしたイチゴだな。

栃木県 とちおとめ

【知識】「レッドパール」と呼ばれ、2008年現在日本一の生産量を誇る。「女峰」より粒が大きく、酸味が少なく、甘みがある。表面は光沢があり、あざやかな紅色。日持ちする。
【感想】もっとも小粒に見えるが、箱の中には大きな粒もあった。大きさにばらつきがあるようだ。身が締まっており、なるほど日持ちしそうな感じ。甘みも酸味もふつうだが、嫁はこれがいちばん好きなんだって。

静岡県 紅ほっぺ

【知識】2002年に品種登録されたばかりのイチゴ。円錐形の大粒で見た目にとても美しく、食感がとてもよい。ふつうのイチゴとは一線を画すジューシーさ。
【感想】大粒だが、カタチはいびつかな。あまおうに並ぶほど芳醇だけど、もっとも酸味が強い。シャクシャクするほど身がしまってる。それもまた、おいしいけどね。

好きな娘を選ぶのは難しい。
とりあえず「あまおう」を選んだけど、ほかの娘も魅力的で甲乙つけがたい。食べる順序や気分によっても、印象は変わる。なので、次にイチゴを買うときも、どの娘にするか迷うだろうな。
※日本酒のように萌え要素で解説しようかと思ったが、あまりにもアレなので自粛しました。

ごちそうさまでした♪