Wii日記(6) 独りで楽しむフィットネス
2008年 娯楽 Wii ゲーム ダイエット 健康ダイエットのため、フィットネスクラブに通おうと思っていた時期もある。
しかしなんとなく自分には合わないような気がして、申し込まずにいた。今回、『Wii FIT』でトレーニングしていて、その理由が見えてきた。つまるところ私は、フィットネスクラブにいる人間が苦手だったのだ。
私は人が多いところは苦手だ。ましてやフィットネスクラブともなれば、互いの汗や肉を感じずにはいられない(と思う)。合同練習も苦手だ。タイミングを外したり、外すまいと気を使うのは疲れる。
実際のフィットネスクラブは個人単位でトレーニングするのが主流かもしれない。しかし誰かに指導してもらわないと、適切なトレーニングはできないだろう。器具さえあれば十分とは思えないからだ。
ところが指導者(トレーナー)がいると、その人を意識してしまう。同じ説明を繰り返させたり、失敗が連続すれば恥ずかしくなる。「がんばって!」とか「よくできました!」とか言われると、表情にも困る。やはり気疲れしてしまうだろう。
その点、『Wii FIT』は気楽だ。
ポリゴンの専属トレーナーは、同じ説明を何百回繰り返させても、話の途中でよそ見しても不愉快な顔をすることもない。純粋にトレーニングの方法や現在のステイタスだけを教えてくれる。おかげで私は好きなときに、好きなだけ、自分のペースで練習できる。これはありがたい。
こんなことをいうと、「コミュニケーションが苦手な人」と思われるだろうが、そのとおりだから仕方がない。
そんなわけで、『Wii FIT』によるトレーニングは想像以上に私にフィットした。
これなら続けられるかもしれない。
宮本茂氏が『Wii Fit』で大賞受賞―第13回AMDアワード授賞式が開催
https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=429597&media_id=47