無銭LAN

2008年 科技 Apple iPod デジタル 物欲 N氏
無銭LAN

外出先でもネットに接続したいときがある。

お店を探すとき、気になったことを調べたいとき、暇つぶしにニュースを読みたいとき、ネットに接続できれば便利だ。携帯電話は使いにくい。だからiPod touchが発売されたときは、コレダと思った。サイズのわりに使い勝手がよく、使い勝手がよいわりにはサイズが小さい。これで無線LAN接続(Wi-Fi)すれば、さぞや便利だろうと考えていた。

ところが実際に外でポイントを探してみると、そう多くないことがわかる。あるところにはあるが、ないところにはない。私は地下鉄で通勤するので、ますますポイントが絞られる。当たり前だが走行中は使えない。期待していたほど自由ではなさそうだ。

N氏は、ファミレスで打ち合わせるときに無線LANを使う。ファミレスの上の階の住人がポイントにパスワードをかけていないので、そこを無断利用しているそうだ。いわく「無LAN」だって。
いつ封鎖されるかわからないが、使えなくなっても困らない。ネットがなくても打ち合わせはできるからだ。それを言ったら私も、外出中にネット接続できず困ったことはない。「あれば便利だろうなぁ」と思う程度だ。

「あれば便利だろうなぁ」と思う程度でモノを買うと後悔するので、まだサービスに申し込んでいない。私は理性的な判断ができたのか、それとも潜在的な利便性を逃しているのか……。

でもやっぱり、必要と思うまでは無銭LANで済ませよう。
私もいくつか無銭LANポイントを見つけたので。