毎日食べるヨーグルト

2008年 食べる 食べる
毎日食べるヨーグルト

私はヨーグルトをよく食べる。

とりわけ果肉入りが好きで、スーパーに行くたびに買っている。160gで100円前後。高いわけではないが、塵も積もれば山となる。ほぼ毎日食べるなら、自分で作った方が安くなるのではないか? てなわけで、カスピ海ヨーグルトの種菌セットを試してみることにした。ネット通販で1,000円(送料込み)だった。

この種菌セット、じつは以前にも試している。そのときは作り続けることができず、菌が絶えてしまった。前回はカスピ海ヨーグルトそのものに興味が向いていたが、今回は作り続けることに専念してみよう。

ヨーグルトの作り方はカンタン。牛乳に種菌を入れて待つだけ。できあがったヨーグルトをスプーンですくって、新しい牛乳と混ぜ合わせれば、新しいヨーグルトになる。あとはこの繰り返し。
注意すべきは「消毒」と「温度」と「時間」。容器やスプーンは熱湯消毒しなければならないし、牛乳の温度が低すぎても高すぎてもうまく発酵しない。そして発酵したヨーグルトを放置してはならない。このへんがいい加減だと発酵しなくなるか、やばいものを食べることになる。

冷蔵庫に保管しておけば、種菌は一週間くらい保つそうだ。なので無理に毎日作らず、3日に1回くらいのペースで作ってみる。できたヨーグルトはフルーツ缶詰やジャムといっしょに食べる。カスピ海ヨーグルトには独特のとろみがあって、最初は違和感もあったが、慣れてしまった。

1回あたり200gとすれば、材料費は50円くらい。手間がかかっているので単純な比較はできないが、思わぬ副産物があった。ジャムの消費が早くなったのだ。
我が家の場合、パン食だけだとジャムはなかなか減らない。気を抜くと乾燥したり、腐らせてしまう。なので小瓶を1種類ずつ買っていたのだが、いまは中瓶を2種類くらい変える。やはり瓶が大きい方が割安だし、種類が増えた方が飽きない。パンを焼く楽しみも増える。いい変化だ。

このまま消費が安定すれば、ジャムを自作するのもいいだろう。夫婦2人で暮らしているから、料理を作ることより、食べ切ることの方が難しい。消費が増えれば料理のスタイルも変わっていくだろう。

7月7日に第1号を作ってから1ヶ月。
今のところ、順調に連鎖できている。

この夏を乗り切れば、習慣として定着できそうだ。