自家製カレールウの悩み
2008年 食べる 食べる嫁が自家製カレールウに挑戦した。
スパイス調合からではなく、カレー粉からルウを作る。シチューを作るのと同じ要領だ。どえらい手間と時間がかかったけど、味は悪くなかった。ジャムやピューレが多かったのかフルーツカレーのように甘いけど、とても辛い。豚肉とあわせて、美味しく食べられた。
材料:
- カレー粉
- 小麦粉
- タマネギ
- チキンブイヨン
- コンソメの素
- 水
- 醤油
- グレープフルーツジャム
- トマトピューレ
作り方:
- フライパンで小麦粉を40分炒める(から煎り)。
- 1とは別に、タマネギを飴色になるまで炒める。
- 1から小麦粉を取り出し、カレー粉を軽く炒める。
- 3に1(小麦粉)を加えて、チキンブイヨンを少しずつ加える。
- 4に2(タマネギ)を加えて、少し煮込む。
- グレープフルーツジャム、コンソメの素、トマトピューレ、醤油、様子を見て水を加える。
- できあがったカレールウ(ソース)を一晩寝かせる。
- 豚肉を一口大に切って炒め、5といっしょに少し煮込む。
- 仕上げにバターを加え、味を調える。
- ポークカレーのできあがり。
悪くはない──。
しかし市販品の何倍もの手間と時間、それに費用をかけるのだから、悪くない程度では駄目だ。手作りするだけの意義が必要だ。とはいえカレーの具にこだわっても、ルウへのこだわりは少ない。これから、なにを目指せばいいのだろう?
- 市販品より簡単 →×
- 市販品より安上がり →×
- 好みの味を作れる →?
先日の餃子と違って、こいつぁ悩む。どう考えても、市販品の方がオトクだ。たまさか材料があって、気分がノっているときは別としても、日常的に作る意義はとぼしい。
ふたたび作ることはないかもしれない。