ブリかまの塩焼き

2008年 食べる 食べる
ブリかまの塩焼き

ブリかまの塩焼きが美味しい。

ブリといえば照り焼きと言いたいところだが、塩焼きもうまい。そして最近は、「切り身」より「かま」の方が美味だと気がついた。見た目はグロし、こんがり焼いても切り身ほど美しくはならないが、身が繊細で、味わい深い。ただし、骨が複雑なので食べるのは苦労する。まぁ、それも何度か食べれば、どのへんに、どのくらいの肉がついているかわかるので、てきぱき箸で解体できるようになるだろう。

「かま」とは、魚の鰓蓋(えらぶた)から胸びれまでの部分。アラ(粗)なので、魚屋さんの端っこに置かれている。値段はほぼ一定だが、ブリが大きいと大きく、小さいと小さくなる(2つセットになる)。中くらいのサイズで1尾分だと買わない。切り身のようなグラム単位じゃないから、品を見て買うことになる。

塩焼きの作り方はカンタン、塩をふってグリルで焼くだけ。表も裏もじっくり焼くべし。皮が焦げて、焼きすぎかなと思うくらいがちょうどいい。皮も食べられるけど、鮭ほど美味しくない。脂の多さが気になる人は、網を敷くといいだろう。もちろん、脂たっぷりのかまも悪くはない。スダチかレモンがあるとサッパリするが、サラダなどで代用してもいい。

「かま」は美味しく、しかも安い。
ヒラ家では、週に1回ペースでブリかまの塩焼きを食べてるよ。