家で焼いた牛タン
2009年 食べる 食べる家で牛タンを焼いてみた。
焼き肉を食べようと肉屋に行ったら、かたまりの牛タンを売っていたのだ。100gあたり128円。厚めに焼いたら、『利休』など仙台の味を再現できるだろうか?
しかしまぁ、かたまりの牛タンは生々しいね。包丁を入れるときは、
(あぁー、舌を切ってるぅ~)
と思ってしまったよ。このあと食べるときも、舌を噛んでるイメージがぬぐえない。食べ物が生き物に見えると、つらいよね。
さて、ホットプレートに載せてジュジューと焼いてみたが、コリコリ固くなった。厚みは関係ない。なにかに漬け込むのだろうか? あの柔らかさ、あの味は、そう易々と再現できるものではなかった。まぁ、下味もつけずに焼いたのは軽率だった。
この日はほかにハラミや上ミノ、カルビなどを焼いた。
焼き肉屋よりずっと安上がりなんだけど、味わいもだいぶ落ちる。やっぱり焼き肉はお店で食べた方がいいようだ。せめて炭火があればななぁ。
牛タンの残りはカレーに入れてみたが、やっぱり固かった。
根本的に調理法がまちがっているようだ。