深夜のスパム餅

どうしても仕上げなければならない仕事があって、徹夜することになった。

嫁が夜食を作ってくれると言う。なにを食べたいと聞かれて、「スパム餅」と答えたところ、ほどなく、大皿が運ばれてきた。スパム缶1個分で作られたスパム餅である。

嫁は寝るので、いらないって。これを全部、独りで食べるのかぁ......。
今さらながら、自分のオーダーにおののいてしまった。

スパム餅を食べるのは久しぶりだ。
振り返ると、2006年3月30日にも、スパム餅を食べていた。うぅーむ、繰り返しているなぁ。

食べるとまた、美味しいんだよね。スパムの塩味と油が、餅とばっちり合っている。
もにゅ、もにゅ、もにゅ、と食べていき、気がつくと全部たいらげていた。早く食べないと冷めちゃうとはいえ、自分でも驚くほどのペースだった。

当然のことながら、頭は回らない。仕事は片付かず、次の日に持ち越してしまった。深夜にスパム餅を食べるのはよくないよ。

あぁ、これも、以前の日記に書かれていることだった。